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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-06-24-Sunday 東京③

24日(日)は駒澤大学の手品奇術研究会(KMC)の同窓会である。

毎年、駒澤大学同窓会の全国支部長会議に出席する為に上京する一番遠方の私の上京日程に合わせて開催してくれているのだ。

不確かではあるが、たぶん12〜3年前から開催している。4年程前に、日程が合わずに一度だけ欠席をしたことがあったが、私も第一回目の新宿からずっと参加をしている。

一昨年は、マジック・ミュージアム(MM)の開館に合わせて、北海道のトマムで開催し、翌日は皆でMMを訪ねてくれた。

青春時代に同じ趣味を持って、同じ釜の飯を喰った仲間と云うのはいくつになっても友達であり、有難い存在である。

去年のKMCの同窓会は、ちょうど開催直前に、帯広の病院で前立腺癌の生体検査を受診し、その結果待ちの状況であった。不安な心理状態で大好きな酒も飲まずに参加していたのである。帯広に戻った翌日に病院に検査結果を聞きに行って癌宣告を受けたのであった。

治療中のことはこのブログにも何度も書いているから割愛するが、KMCのメンバーにはいろいろと心配していただき、S先輩は、群馬大学のパンフレットまで送ってくださったし、同輩のT君は札幌の北大病院に、札幌出張のついでに時間を作って見舞いにまで来てくれた。実にありがたいことである。

今回の会場は、地下鉄半蔵門線の駒澤大学駅近くのカラオケ屋さん。誰一人歌う訳ではないが、20人程度が入れて、他の客が居ない貸し切り状態に出来て、尚且つ3時間も居られる場所というのは、なかなか無いもんだ。幹事役は会場探しも含めて大変である。

事前にもらった連絡では、早目に来ても入れないから注意とのことだったので、12時ちょうどを目指して会場に入った。

出席予定の後輩のI君が、まだ一人だけ来ていないと云う。I君とラインをやっているメンバーが、確認したら渋谷から急行に乗ってしまい二子玉川駅まで行ってしまったと云う。駒澤大学駅には急行は停まらないのである。二子玉川からの戻りに、また急行に乗って三軒茶屋まで戻ったら、そこでまたまた急行に乗ってしまい、駒澤大学駅の下を通過して、再度、二子玉川まで行ってしまったと云う。学生時代からの相変わらずである。

開始時間になったから始めたのだが、I君なら、同窓会をやっている間中、ズッ〜と同じことをやり続けて参加出来ないんじゃないかと皆で笑ったのであったが、2回繰り返したところで辿り着いた。

懐かしい面々と会うのは、青春時代を思い出して楽しくなる。アッと云う間の3時間であった。

来年もまた、この時期に集まることを宣して解散。4人が残ったので三軒茶屋で降りて、茶沢通り辺りを散策した。喫茶店に入り1時間ほど談笑して解散した。

私は渋谷で降りて、映画館に行き「終わった人」を観た。KMCの仲間も定年退職して「毎日が暇だ〜」とボヤイていた。この映画は観た方が良いと皆から勧められたので、私も、この日は暇だから・・・。

見終わって渋谷のスクランブル交差点の前に出たら人、人、人である。そうか今晩0時からサッカーのW杯の日本対セネガル戦の放送があるんだった。渋谷の街はサムライブルーのユニフォームやら仮装した連中で溢れている。こりゃぁ〜このままここに居たら、60歳のオジサンにはツライものがあるかもしれない。コンビニに寄ってビールを買って、ホテルに戻った。ホテルで一人でビールでも飲みながら観戦することにした。