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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-01-11-Friday テレビ収録

今日はテレビ番組の収録日

放送予定日時は、2月3日(日)16:00〜17:30、放送局はフジテレビ系列、番組名は「コツコツ人生館」という番組である。

出演依頼があった時は、フジテレビ系列だから収録はお台場のフジテレビ本社のスタジオでするのかと楽しみにしていたのだが・・・。

収録場所は、「ゆりかもめ」に乗ってレインボーブリッジを越えては行くのであるが、フジテレビではなくて結婚式場が収録場所であった。

まだ放送日前であるから、あまり詳しく書くと、マジックの種明かしと同じになってしまうので、ここでは支障のない範囲に留めておくことにする。

司会は、人気漫才コンビの「ナインティナイン」の矢部浩之と岡村隆史、ゲストは西川きよし、「バイきんぐ」の小峠英二、女優の北乃きいである。

番組の趣旨は日本全国各地で「コツコツ」と、長年に渡って何事かをなしている人物をピックアップして紹介するものらしい。

リハーサルなどがあるから午前中の9:30までに会場入りして欲しいとのこと。

上京する前日まで、私の演じるマジックの演目が決定していなかったから、事前に道具を送ることが出来なかったので、演じる道具をトランクに入れて持参し、カラコロとトランクケースを転がしながら会場まで向かう。

当然のことながら、時間通りに会場入りをする。

テレビスタジオではない場所で撮影をするのは、機材などの持ち込みやセッティングなど、裏方の仕事が大変なのである。かなり早朝から準備作業をやっていた様子であった。

リハーサルでは、出演者の名前を書いた大きなカードを肩からぶら下げたスタッフが出演者の役をしながら台本の確認やカメラなどの位置決めを行っている。私も現場で一緒に見ているのである。

全国各地から集められた「コツコツさん」は全員で5名なのであるが、この日にスタジオ入りするのは、私ともう1名の二人だけである、後の3名はVTRや再現ビデオなどでの収録となっていた。

番組の放送時間は75分間と決まっている。民放であるからCMが入るので正味60分間といったところか。

あらかじめ収録してある3名のVTRはカットをしないであろうから、この日にスタジオ入りした2名の収録分で時間調整をするのであろう。

司会のナインティナインの2人と西川きよし、バイきんぐの小峠らのアドリブでの掛け合いが面白ければ、その分私の出演時間が削られるのであろうなぁ〜。こりゃ〜最初に考えていたのとは状況がかなり違うぞ!

5名の出番の内、私の出演順は4番目である。

私以外の「コツコツさん」のVTRを見ていると、あることに気が付いた。

皆、そうとうな「奇人」「変人」なのである。

そりゃ〜そうだろうなぁ、何十年間も「コツコツ」と何かをやり続けるには、ある種の「狂気」にも似た激しい「情熱」が必要なのである。

この日紹介された「コツコツさん」も、かなりな奇人変人揃いであった。

アレッ、と言うことは、私もテレビ局のスタッフからは奇人変人だと思われているってことなのか!

でも・・・。

私は奇人変人とは程遠い常識人だと自分では思っているのだがなぁ〜・・・。

そうかぁ〜!この番組の趣旨は、全国各地から奇人変人の「コツコツさん」を集めて紹介する番組だったのだな!

しかし、他の4人と私とでは明らかに雰囲気が異質なのである(そう思っているのは私だけかなぁ?)。

おそらく、私は、番組構成上は、時間調整要員であるのだろうなぁ〜。

だって、まともな常識人間なのは私一人だけなんだから(笑)・・・。

私の演じる予定であった3つのマジックは、現場の収録時間が押しているとのことで、そのひとつが収録自体を止めることになってしまったのであった。

きっと放送日の番組では、5名の内、私の出番だけが極端に短いのであろうなぁ〜。そのことを予想出来るような収録方法であった。

でも、楽しい経験であったなぁ〜。

テレビ関係者って凄いなぁ〜。テレビ局側が用意した私のマジック道具を乗せる台に不備があったのだが、私が指摘をしたら道具係りのスタッフがアッと言う間に直してしまったのである。

出演者の芸能人たちも凄いなぁ〜。本番直前にスタジオ入りして簡単な打ち合わせをしただけですぐに本番の撮影に入る。何本もレギュラーを持っている芸能人ならこうでもなけりゃ演れないんだろうなぁ〜。センスと勘が良くなければとても出来ないことである。

あらためて間近で玄人の凄さを感じることが出来たのであった。

たぶんマジック・ミュージアムの宣伝も、全国に向けて出来るであろうから、まぁ良しとしようか。

収録は17:30までかかった。

収録後の予定は入れていなかったので、東京で働いている次女に電話して呼び出し、一緒に夕食を食べたのであった。