昨年末に、カルロス・ゴーンが、さながらイリュージョニストみたいに日本脱出をしたと言うニュース。
楽器を入れる黒いケースに入って、プライベートジェット機で関西空港から脱出したと云う。
パスポートは?、荷物検査は?、等など、まだまだ謎が多いと云うから、不謹慎だが、マジシャンとしては興味深々である。
15億円の保釈金は没収と云うことだが、彼にとっては、これくらいの金額では脱走の抑止力には不十分だったと云うことなんだろうなぁ〜。
ハリウッドで映画化の話もあるというから、世界的に見ても映画的な有り得ない事なんだろうなぁ〜。
日本も散々コケにされた状態であるが、これから日産はどうなるんだろうなぁ〜。
日産自動車は、1996年から始めた「十勝環境ラボラトリー(TKL)」の一番大きなスポンサーであった。世界の環境問題に貢献するべく電気自動車の開発を十勝で行おうとする計画であったが、ゴーンが社長に就任して、一緒に活動していた日産の社員の方々は皆クビになった。
私には、その時から、ゴーンはただの「非情なコストカッター」でしかない。日本人の「しがらみ」に無関係な外国人であるゴーンだから、非情なクビ切りが出来ただけだと思っている。
そのクビ切りの報酬として数十億円もの役員報酬を受け取るというのも、感情的に許せなかった。そのことは、当時のブログにも書いたが・・・。
今回の脱出劇も、まだ事の真相は明らかになってはいないが、ゴーンは日本人をナメテいるとしか感じない振る舞いである。
顛末が気になる事件である。