多くのメールが届いているが・・・。
その中の数通に共通していたのは「本音では・・・」という言葉であった。
『私も、本音では坂本さんと同じ意見なのですが、日本中に蔓延している「コロナ怖い」の同調圧力に屈して表明できません。風邪やインフルエンザと同じ程度の病気だと言った途端に「お前は人の命を何と心得る!」と怒られてしまいます・・・』とある。他のメールもほぼ同じ様な内容であった。
大多数の日本人は「空気」に弱い人たちなのであろう。
この「空気」こそ怖い!のに・・・
何度もこのブログに書いたが、かつては、日本人の同調圧力による「空気」の醸成によって第二次世界大戦に突入したのだ。
どうも現在のコロナウィルスに対する日本国民の意識は、その時と同じ様な雰囲気にあるのではなかろうか?
非常に危険な兆候であると危惧している。
目立ちたいだけの政治家や、恐怖を煽ることで視聴率を稼ごうと云うテレビメディアが、これでもかと恐怖心を煽り続けている。
日本国民は、もうすっかり洗脳されてしまった。
この洗脳から解き放すのは、ちょっとやそっとでは難しい情勢であろう。
この1週間のニュースでは、熱中症で100名超の人が亡くなった。
総数では少ないものの、期間的にみたら凄い死亡率である。
確かに40℃を超えるような猛暑が続いているのであるから熱中症患者が増えるのは当たり前かもしれないが、死亡者がこんなに多い背景には、病院がコロナ禍対策に人手を取られて、上手く機能していないせいもあるであろう。
どちらも同じ人の命である。
インフルエンザ並みの症状のコロナに、いつまでも「指定感染症」の対策を続けていたら、他の病気で亡くなる方が増えるだけだ。
インフルエンザに罹ったからと云って知事が「帰省を控えて下さい!」と言うだろうか?
インフルエンザに罹った人が、帰省したからと云って「帰れ!」と近所の人が言うだろうか?
異常だし、滑稽でもある。
どうして医者から、そういう意見が出てこないのであろう?
不思議でならない。