と云うハードカバーA4サイズ144ページの「東映アニメーション㈱」が制作した立派な50周年記念誌を頂いた。
2019.04.01〜09.28にNHKで放送された十勝・帯広を舞台にした100作目の連続テレビ小説「なつぞら」のヒロインを広瀬すずが演じた作品である。
この広瀬すず演じるヒロインのモデルとなったのが、日本アニメ界の創世期に活躍した女性アニメーターの奥山玲子さんだと云われている。
この奥山玲子さん等が創ったのが東映のアニメーションで、「なつぞら」の中では東映作品をモチーフにして、作品名などを変えてはいたが、元の作品も当時全部観ていたから、とても懐かしかった。
以前に「なつぞら」のことをブログに書いた時にも詳しく書いたが、「なつぞら」には若かりし頃の宮崎駿や高畑勲などをモデルとした人物も描かれている。
私の父は大の映画好きであったから、いつも映画に連れていってくれたのであるが、父はアニメはあまり好きではなかったのであろう。この「東映マンガまつり」だけは母が連れて行ってくれたのだった。
記憶に残っているのは「わんぱく王子の大蛇退治(1963年春封切)」「わんわん忠臣蔵(1963年冬封切)からであるが、しかし、その後は「長靴をはいた猫(1969年夏封切)」くらいしか長編作品の面白いものが作られなくて、テレビで見ているアニメばかりになり、「東映マンガまつり」には行かなくなってしまったのだった。
大人になってからはレーザーディスクで購入して、それ以前の古い作品なども我が子にも見せたものである。
とても貴重な本を頂いた。
マジック・ミュージアムの資料として収蔵する。