コロナ禍での緊急事態宣言下では、関係書類を郵送して書面で回答したり、リモートでの会議を実施するところが多かったが、リモートはしっくりこないし出来ないし・・・、書面では真意が伝わり難いし・・・。
実に久し振りの対面での会議出席であった。
参加者数は20名ほどであるが、会場はやたらと広いホールを使用した。入場前に体温検査と手指の消毒をして着席する。向かいの人との距離は15mほどもあったし、隣の席とも2m以上は離れていて、間に透明アクリル板が立てられている。これだけ広いから発言はマイクを使用するのだが、マイクの持ち手が変わる度にいちいちシュッシュとアルコール消毒をする。そこまでやるの!
私は2度発言したが・・・、
声がまるで出ないのでビックリした!
1年以上も大きな声で発言する機会が無かったからなのかなぁ〜。
コロナ禍以前は、月に2度は妻と二人でカラオケに行って20曲以上は歌っていたし、講演で90分間話しをする機会も何度かあったし、マジック・ミュージアムに来場してくれた観客に説明をしたり、マジックを演じたりで、大きな声を出すことが多かったのに・・・。
コロナ禍でそれらがことごとく無くなって、もう1年以上も経過したからなのか、まるで喉が発声法を忘れてしまったかのようである。
喉も鍛えておかないとダメになってしまうのかなぁ〜。
コロナ禍で、他人とは接するな、会話をするなと云うのは、地球の動物で唯一会話が可能な人間の能力を奪ってしまうことになるのかもしれない。
そんな危機感を持った会議であった。