コロナ禍はまもなく2年になろうとしているが・・・。
結局、今年も「コロナ禍」に振り回された1年であった。
日本の場合は、コロナウィルスのせいと云うよりも、政治家や専門家と称する医者連中によって「禍」を作り出しているように感じる。
政府の補助金やら支援金などによって、日本の経済は一見なんとかなっているかのように見えるが、実態はかなり逼迫しているであろう。
ただ単に問題を先送りしているだけで、根本的な解決には程遠い状況であろう。
これまでの過剰なる自粛や規制で、国民の心はかなり病んでいると推察される。ここ最近の犯罪や事件などに、その兆候がみて取れる。心のダムが決壊を始めたら、雪崩をうって爆発する可能性が大きいとみている。だから、これからは、もっともっと事件、自殺、犯罪が多発するであろう。
国が営業困難に陥っている企業に金を貸して付けても、所詮は借金である。借金はいずれは返さなければならないのだ。先の見通しが立たないこの状況では、借金して営業を続けるのは難しい。
ここ数日間の新聞などの記事では、ポストコロナ禍の話がボツボツと出始めているようだが、しかし、メディアによって、洗脳みたいに刷り込まれてしまった「コロナ」に対する恐怖心は、日本人の大多数にはトラウマになってしまっている。
洗脳状態からの脱却はそう簡単なことではないだろう。かなりの時間を要することであろうと思われる。
「コロナ怖い」の恐怖心を過剰に刷り込んだことで、多くのことが失われた。一番大きな問題は、国民の心の問題である。
コロナウィルスも目には見えないが、人の心の中も目には見えない。
日本の政府は、来年になって犯したことの重大さに気が付くであろうが、もはや手遅れであるかもしれない。結局は、コロナに罹患して亡くなった人の数の数十倍もの人間が今後も苦しみ、そして死んでいくことになるであろう。
日本の政治やメディアにはもはや絶望しか感じない。
2年間にも亘る絶望感から、悲観、諦観、そして達観にまで至った。
なんとも暗い新年を迎えることになりそうである。