2020年のコロナ禍以来赤字が続いている。
会計事務所の職員が、今年10月から始まる「インボイス制度」の説明をしてくれたのだが・・・、
消費税の扱いが大きく変わるというのである。
これまでは、課税事業者と免税事業者というのがあって、少ない売り上げの事業者には面倒な手続きが不要であったのだが・・・
それが、免税事業者にも、とても面倒な作業を課して、この際、免税事業者を駆逐してしまおうというつもりなのであろう。
要は、政府による中小零細事業者イジメに他ならない。
こんな面倒臭い事を「パパママストア」や「ジジババショップ」の経営者にやらせることによって、廃業を促しているかのように感じる。
政府は、コロナ禍を「中小零細企業」廃絶の絶好の好機と捉えているのであろうなぁ~。
アナログ思考の高齢者には、デジタル化社会への変換にはとても付いていけそうにない。
これをキッカケにして廃業を考えている高齢経営者や後継者の居ない企業は多いのではあるまいか?
政府は非効率的な事業者は不要だと思っているのであろう。
もはや旧来の「帳面」だとか「帳簿」なんて代物は時代遅れであるということなのであろう。
もはや、コンピュータを使いこなせなければ商売をやってはイケナイということである。
確かに時代の転換点なのであろう。
しかし、私には先日の停電騒動が頭から離れない。
コンピュータは電気で動く。
もしも雷などの直撃を受けてデータが消滅してしまったら・・・
帳簿なら、無くさない限り大丈夫であるが、コンピュータに保存しているだけだったら、間違って消してしまうことだってあるであろうし、コンピュータウィルスやハッカーなどの犯罪もあるだろう。
私にはとても恐ろしくて「電子何とか」には頼りたくない抵抗感がある。
怖いのは、コンピュータに頼り過ぎたら、停電によってあらゆる機能がストップしてしまうことだ。
火山の噴火によって火山灰が舞うとコンピュータは弱いらしい。太陽のフレアが大爆発を起こしたら地球の電子機器が誤作動する危険性も指摘されている。それよりなにより、こう頻繁にあちらこちらで停電騒動が頻発しているではないか?
災害王国の日本では大混乱が発生する危険性が高いのではいかと危惧している。