モロッコで大地震が発生した。死者が2000人を越えそうだと言う。
地震の規模を表すマグニチュードは6.8だというから、さほど大きなエネルギーの地震ではなさそうなのに・・・、
あちらの建物は耐震構造では造っていなさそうだし、アフリカの住宅というと「日干し煉瓦」で造った家みたいなイメージがあるから、この程度の規模の地震でも建物損壊で亡くなったひとが多いのであろうなぁ~。
十勝沖も大地震発生が逼迫しているという専門家が多い。
地震の予測は出来ないというが、確かに何年何月何日何時何分頃に発生するなんて細かい予測は不可能であろうが、過去のデータから解析して、そろそろアブナイということは分るようになってきたらしい。
去年の今頃に、かつてのマジックの仲間で、東海大学で地震の研究をしていた地震研究の第一人者である長尾年恭教授に坂本ビルで講演してもらったのだが、首都直下地震や南海トラフ地震よりも、十勝沖から千島列島付近の方が切迫しているとの内容であった。
その地震の大きさも超巨大地震と呼べるほどの大きな地震の可能性が高いとのことである。
坂本ビルは建築後55年になる「旧耐震基準」の建物であるから倒壊しないかが心配である。
備えあれば憂いなしなのであるが、私の周りの人々には緊迫感がまるで感じられない。起こってからでは遅いのだがなぁ~。