12月を古人は「師走(しわす)」と呼んだ。「師匠である僧もお経をあげる為に馳せる」からという説もあるが、慌ただしい一年の終わりの月という意味であろうか。
今年は「慌ただしい」という意味では、この12月は例年以上に慌ただしいのではあるのだが・・・。
しかし、例年ならば、慌ただしいのは30日迄で、31日はそれらの慌ただしいことの全てが一応は終了をして、大晦日は落ち着いた日になるのであるが・・・。
例年、大晦日の夜に行う年越しの宴も今年は止めた。
NHKの「紅白歌合戦」はもうここ十数年もまともに見ていない。今年も、テレビで映してはいるのだが、ほとんどまともに見てはいない。
今年はとくに、大晦日という感じがしないのである。
何だか、やたらとバタバタとして気が急くのである。落ち着かないのである。
外を見ると雪がパラパラと降っている。天気予報では積もるらしい。元旦から除雪かぁ~。憂さ晴らしの酒も飲めないしなぁ。
来年はどんな年になるのであろうか。