今、色々なことを整理している最中である。
今月末で会社の電話が不要になるのでNTTに電話して契約を終了させようと思ったのであるが・・・
電話の相手は「音声ガイダンス」で人間が対応してくれない。
こちらは人間を相手にして聞きたいことが沢山あるのに、要領を得ないまま時間だけが過ぎていく。ガイダンスを相手にしていても話は一方的になってやり取りが出来ないからイライラが募るばかりである。結局、何も出来ないまま、また翌日にトライしてみたのだが、やっぱりダメであった。
かくなる上は、直にNTTを訪ねるしかないと思い。西5条南5丁目のNTTに行ってみたら、なんと店舗が閉鎖されているではないか。スマホで調べたら東3条南12丁目に統合されているらしいので、今度はそちらに行ってみた。
行ってみたのであるが入り口がまるで分からない。最初に見つけた入口は裏口みたいに思えたので、一周回ってみたのだが、どこにもそれらしき出入り口が見当たらない。仕方ないのでその裏口みたいな所に行ってみたら鍵が掛かっている。
どうやら社員用の出入口の様だ。案内板には「客用の窓口は無い」「用のある客は電話で」と電話番号ばかりが書いてあるが、ここに掲示されている電話番号にはすでに電話したが要領を得なかったのである。
思い切ってインターフォンのボタンを押したらば女性が出たので、いきさつを述べたら出入口まで出て来てくれた。
事情を説明したら、ようやく中に入れてくれたのだが、窓口は廃止していると言う。応接室みたいな場所に通されて待っていたら、別の女性が対応に出てくれた。
この女性はとても親切に対応をしてくれた。
新しい事への対応が何も出来ない哀れな老人だと思ったのかもしれない。
私たちには何日掛かっても、サッパリ出来なかったことが、面談で行ったら僅か数10分で完了したのである。
NTTは系列会社がやたらと多過ぎて、年寄りには、どこがどこやら、何が何やらサッパリ分からないのである。
NTTは儲かっている会社なんだから、音声ガイダンスだけじゃなく、有人で対応する部署くらい用意してもらいたいものである。
もう我々、年寄りは契約も契約終了も満足に出来なくなっているようだ。
今回の件で、使ってもいない電話回線があることが判明した。これまで数十年間も毎月5千円くらいを払い続けていたみたいである。
もう、自動銀行引き落としの支払いは止めよう。
サブスクとやらで毎月引き落とされるサービスなんてものもあるらしいが、どんな契約をしているのかすら分からなくなって、契約を終了させるのも手間取る様になったり忘れていたら、死んで銀行口座が閉鎖されるまで知らずに支払わされているかもしれない。
便利な世の中は怖い!