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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-01-09-Wednesday ペット

妹の家で飼っている犬(雄:ラッキー)が6日(日)午前に死んだ。

わが家と同じ犬種のラブラドール・レトリバーで歳も同じ12歳である。わが家のサニー&バニーと同じショップで購入した犬だ。

昨年の暮れからもうダメだと言っていたのだが、犬は律儀だから、妹夫婦の3人の子供たちが全員、正月に自宅に戻って来るのを待って、その顔を見てから死のうと思ったのかもしれない。子供たち全員がまたそれぞれに帰った翌日に死んだのだ。

妹は所謂「ペットロス症候群」というやつでかなりガックリきているようである。さすがに12年も一緒に暮らしていると家族の一員と同じになる。

わが家の2匹の犬の内、バニー(黒ラブのメス)の方はここ1、2年ほどは病気がちで子宮膿症で手術をしたり、肝臓の薬を常用したりしている。犬には保険が無いからとにかく金が掛かるのである。バニーはとても「おりこうさん」で注射の時も手術の時もおとなしく施術させるので、獣医さんからも「良い犬だねぇ〜」と褒められる犬だ。

もう一匹のサニー(イエローラブのオス)は方はいたって元気だ。まるでカンガルーなのではないかと思うほど元気にピョンピョンと飛び跳ねている。

犬の年齢は人間の6〜7倍ほど早く老けるというから人間ならゆうに70歳を越えているのではないかと思うのだが、とにかくサニーは元気である。

年に一度の狂犬病の予防注射の時に犬猫病院に行くだけだ。この時はいつもの散歩コースを離れて連れて行くのだが、病院の前までは「いつもの道とは違うなぁ〜」とウキウキとして元気に歩くのだが、病院の中に入ろうとすると急に一年前を思い出すらしく、座り込んで動こうとしなくなる。臆病な犬で注射がとにかく大嫌いなのである。

獣医の先生に手伝ってもらいながら抱きかかえるようにして病院の診察室の中に入れ、診察台の上に乗せると今度はブルブルと震え出すのである。毎年、先生に「なんだ図体ばかりデカクても弱虫なんだなぁ〜」と笑われながら注射を打ってもらうのだ。

病院の待合室で、旦那には薬局の市販の薬で済ませても、愛犬はシッカリと病院にかけるというオバサンがいた。人間のほうが粗雑に扱われている夫婦もいるのである(わが家ももう間もなくかな・・・)。

サニーは最近、良く「しゃべる」様になった。本人(犬)はちゃんと人間の言葉を話しているつもりなのではないだろうか?さすがに12年も一緒に暮らすと、こちらも、「散歩に連れて行け〜」「腹減ったゾ〜」「水くれ〜」などと、大体は言わんとする事が判るようになってきた。犬ともちゃんとコミュニケーションが取れるのである。

サニー&バニーと後、何年一緒に暮らせるのか?やっぱり死んだらガックリくるのだろうかなぁ〜?

ところで最近、環境問題でスーパーなどのレジ袋を廃止して、マイバックにしようという動きがある。まことに結構なことだが、誰でもレジ袋を二次使用しないで捨てているという訳ではない。わが家では犬の散歩時の糞処理に活躍しているのである。

それなのに「環境問題のことを言っているくせにマイバックを持たずにレジ袋を貰っている」と言う人がいるのは困りものだ。

日本人はレジ袋が悪いとなると、目くじら立てて一斉に同じ方向に、しかもヒステリックに向かう癖があるように感じる。

先日も気象庁の地球観測船の燃料削減などという本末転倒な問題が出てきたが、地球環境はもっと大きな視点で考えてもらいたいものだ。もちろん個人が出来ることを自ら行うことが重要なのであるが、それぞれの事情によって状況も違うのであるから、何でもかんでも一律に同じにという考え方には同意できない。

わが家ではレジ袋もちゃんと活用しているのだから。