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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-03-10-Monday 道新、朝の食卓8

北海道新聞2003年9月9日掲載「大根葉」

最後の晩餐に何を食べたいか?そう聞かれたら、迷わず「大根葉の漬物と炊き立ての御飯」と答える。

それほどの大好物なのだが、どこの店にも「大根葉の漬物」など売っていない。

だから、毎年秋になると知り合いの農家から大根の葉だけを分けてもらって自分で漬けているのである。食べたければ自分で作るしかないのだ。

この話をすると、「大根の葉っぱなんて食べられるの?」と聞かれる。ほとんどの人が食べずに捨てていると言う。なんとモッタイナイことか。

わが家でも漬物を大量に漬けていた時期があった。大根も、身はタクアンやかぼちゃ漬けなどにするが、葉は別の樽で塩漬けにしておくのだ。

大根葉は油揚げと一緒に炒めたり、かす汁の具にしたりしてもおいしいのだが、私は細かく切って味の素と醤油をかけただけの食べ方が、ことのほか好きだ。これさえあれば何膳でも御飯を食べることができる。納豆に混ぜるのも絶品だ。

「流通の邪魔になるから」と、ただのゴミとして捨ててしまっているモッタイナイものが、他にもたくさんあるのだろうなぁ・・・。

それらを活用できないかなと真剣に考えている、今日このごろなのである。