日本の政治全般のことである。
福田首相の「洞爺湖サミット花道論」というのがあるらしいが、「地球環境問題」というこれからの地球全体のことを話し合う会議に、出席したらすぐに辞める首相が出て一体何になるのだろうか?他の国からの出席者に対しても大変に失礼なことなのではないのか。
きっとこれも、井沢元彦が言うところの「怨霊」のなせる業なのだろう。日本の政治家どもは、福田首相親子が共にサミット寸前に失脚して、議長になれなかったら、福田親子の「怨霊」が日本に災いでも与えると本気で考えているようである。
ガソリン・道路財源問題で混乱を巻き起こし、年金問題や後期高齢者医療問題で無茶苦茶なことをやって政治がまともに機能していない。
こんな大変な時にこそ、政治が重要なのに、与党も野党も政局ごっこをやっているようにしか見えない。
素人考えだが、年金問題なんて、こんなに経費を掛けて調べるより、国民にその経費分を配った方がよっぽど良かったのではないのか?真面目に払って来た人には不公平感が強いとは思うが、こんな無駄な経費を使うくらいなら、困っている人に支給してあげた方がよっぽど国も安定するのではないかと思う。
将来に対する漠然とした不安が、経済も人心も悪くしているように思うのである。
道路だって、国民が高齢化したらドライバーの数も減るのだから、必要最低限で良いと思う。もはや人口が増えていた時の考え方を、修正、修正しても追いつかないと思う、減る時ではベクトルの向きがまったく逆になるのだから、改めて一からやり直した方が良いのじゃないだろうか。
それにしても、後先考えないで使ってきたこれまでの「無駄使い」は責任をハッキリさせてもらいたいものだ。