コンビニの深夜営業規制論が出てきた。
ことの発端は先月16日に埼玉県が飲食店などを含む深夜営業全般に自粛要請をしたことに始まる。これに対してコンビニ業界が猛反発した。日本フランチャイズチェーン協会は20日に会見を開いて、24時間営業の正当性を強調した。
その要旨は、CO2の削減効果は少ない、社会的要請のあるビジネスモデル、女性の駆け込みステーションとしての防犯効果などを挙げていた。
環境問題だと言って何でもかんでも規制してしまうのは、ファッショである。特に日本人はこの種のものには過剰(潔癖)に反応してしまう癖があるのではないだろうか?以前にも書いたがレジ袋や割り箸などの問題もある。確かに塵も積もれば山となるなのだろうが、根本が間違っているから、誤った方向にミスリードしてしまう危険性がある。このやり方の行き着く先は「人間は地球から居なくなれば良い」になってしまいかねない。
便利さは不可逆性がある。だから今更、不便に逆戻りする事はなかなか難しいと思う。それよりも最新テクノロジーを使って環境に負荷の少ないライフスタイルを構築した方が皆が着いてき易いと思うのだが。つまり、化石燃料に代わるエネルギーで動く自動車・農耕機具・住宅などを開発し、これまでと同じ生活をしていても地球に優しいということになれば、価値観も含めた、あらゆるモノを世界中に輸出することが出来るではないか。これこそ誇りの持てる経済行為だと世界に胸を張って言えるのではないのか?
それを目指したのが「十勝場所と環境ラボラトリー」の活動であったのだが・・・
先のコンビニの問題も、環境問題というよりも、実は労働問題なのではないのだろうか?どうも論理のすり替えがあるような気がしてならない。