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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-08-04-Monday 全英女子オープンゴルフ

このところ寝不足気味である。

31日からイギリスのサニングデールで始まった女子ゴルフのメジャー大会、全英女子オープンゴルフを毎晩遅くまで見ているからだ。

今回は日本の不動裕理、宮里藍、上田桃子ら3人がトップ10に入っていて、しかも3日目には不動が単独トップ、宮里が2打差の3位に着けて優勝争いをしているのだから面白さも格別だし、力の入り方も違ってくるというものだ。

結果は残念ながら、不動は3位、宮里は5位に終わってしまった。

不動も宮里もとても良いゴルフをしているのだが、後数センチの差でバーディパットが入らずまことに惜しいゲームであった。対して優勝した韓国の20歳の申智愛はかなり強めのパットをど真ん中からポンポンと放り込んでいた。申のパットは2〜3ミリでも左右にずれていたらカップに蹴られるような距離を無視した強さのパットであったが、逆に距離を合わせると左右に曲がってしまうラインを強引に直線にしてしまう思い切りのよさが運の神様を引き寄せた感じだ。対照的に不動も宮里も大事に距離を合わせに行って逆にカップに嫌われてしまったようだ。

ゴルフというのはだから難しい。

それにしても最近の女子プロゴルファーはかなり綺麗になった。昔はおじさんみたいなおばさんか、ごついおばちゃんばかりだったのが、まだ鑑賞に堪えられる容姿の女性が少しずつ増えてきた。今回は最初から宮里選手を応援していたのだが、最後の18番ホールは集中力が途切れたのかダブルボギーをはたいてしまい2位からいきなり5位にまで落ちてしまった。18番で一体藍ちゃんの心になにがおこったのか?

日本での大会なら応援することの少ない不動選手の仏頂面も外国の大会に出ているとつい応援してしまう。3日目、4日目と不動選手と一緒に回った今回優勝した韓国の申選手はまだ20歳なのに堂々とした態度と体形であったから不動選手がかわいらしくみえてしまったようだ(ゴメンナサイ)。

今回の女子オープンは同じメジャー大会の全英でも前週に行われた男子の大会とはまるでコースの難易度が違ったようだ。男子の全英のコースなら、私なら1ホール目でギブアップしてしまうだろう。女子の方は簡単なコースだったのかスコアが大幅に延びたので、我慢大会みたいだった男子の大会よりは見ている方は面白かった。

それにしても、最近のゴルフ界の韓国勢の活躍はすごいの一言だ。それに較べてなぜ日本人は海外で活躍できないのだろう。内弁慶になることなくもっと日本人選手も他流試合をする感覚で海外に出た方が強くなれるだろうと思う。

ゴルフはメンタル面が大きく左右するスポーツなのだから。