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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-09-09-Tuesday 相撲協会

北の湖理事長がようやく辞任した。

遅すぎる辞任であった。本来ならば、力士暴行殴打死亡事件の時に責任を取って辞任するべき人であったはずだが、部屋のことは部屋にまかせてあるからという理由で時津風親方だけを解雇して自分は居座った。その後の朝青龍の一連の問題の時も所属部屋の親方だけに責任を取らせてトップである北の湖理事長は全く責任を取らなかった。今回の一連のロシア出身力士の大麻事件でも最初の大麻汚染力士が間垣部屋の若ノ鵬であった時は、若ノ鵬は間髪入れずに即刻解雇し、所属の間垣親方の辞任だけで済ませようとしたが、北の湖部屋の力士白露山から大麻の痕跡が出たのでは言い逃れる事はできまい。

恥の上塗りで、醜いことに、自分の弟子を信じている。何度でも検査をすればよいというセリフは弟子可愛さというよりも自分可愛さから出たセリフだろう。北の湖は他人に厳しく自分に甘い奴の典型のような男に見える。現役時代は強過ぎて人気がない力士だったが、親方になってもこれではリーダーは務まらない。相撲界という狭い世界の中で権力争いをしているからこういうことが起こるのだ。

先日、風呂屋の休憩所に置いてあった何年か前におこなわれた帯広巡業のパンフレットを見て驚いた。十両以上の力士の半数くらいが外国人なのだ。風習の違う国から来た人と日本で生まれ育った人との教育が皆一緒というところに無理があるのだろう。外国人には力士の学校に入れる前の予備校が必要かもしれない。

今回の理事長辞任を機会に相撲界は制度を一新すべきだろうと思う。ちょっと危なっかしい気もするが貴乃花親方にやらせてみるのも一手かも。