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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-09-10-Wednesday おかしいぞ!

日本が何かおかしいぞ!

相変わらず食品の偽装が止まらないし、年金の改ざんは社会保険庁が共謀していたというではないか。一体この国はどこに向かって行くのだろうか?

根底にあるのは、安さばかりを求める国民にある。この国民の需要に合わせる為に、三笠フーズのような汚染米を食用として販売し利益を上げようとする会社が現れるのだ。こんな不正が発覚したら利益どころか会社の存続が即危うくなるということは、ミートホープや船場吉兆などの例を見て分かっているはずなのに・・・。

それでも、目の前の利益を不正行為で上げなければ会社の存続が出来ないほどに、収益性が落ちて追い込まれている証拠であろう。

物には適正な価格というものが存在するのだ。これは安さを追求しなければ売れない、買ってくれないという世の風潮が引き起こした事態である。

安さを追求する為には効率化だと、機械化をして人員を減らし、非正規雇用のパートやアルバイトを増やして人件費を削減する。確かに機械は文句も言わずにただ黙々と動く。しかし、リストラされた人員も購買者の一人である。購買者の収入が減ったり、無くなったりすれば景気は後退する。ニートなどの働かない(働けない)人が増え、生活保護や社会保障費が嵩めば結局は税金で賄わなければならないのだ。

運良く会社に残った人もこれまでの倍の仕事を押し付けられる。心身ともに疲れ果てて、結局は退社につながる。企業にとっては買手市場だから働き手は大勢いるということか。

いまや日本の各企業は景気を悪くする為に人員を減らしている様なもので、まさに負のスパイラルに突入してしまったかの様相である。働きたくても働くことの出来ない人が増え、景気が悪くなれば犯罪も増える。警察官がイカツイ顔で国民を皆犯罪者として見るような社会は不愉快な社会である。

企業は機械化や効率化よりも、むしろ、ワーキングシェアの方向に進むべきではないのか?一部の成功者が一生かかっても使い切れない金額のお金を所有して一体何になるというのだろう。

人間としての尊厳を重視する政策を取るしか方法がない。現在の資本主義では幸せな社会は作れないだろう。

昨日は変な夢をみた。政策にいきずまった韓国政府がウォンの通貨切り下げを突然発表する夢だ。これに乗じて世界中の経済的に困っている国々が一斉に通貨の単位を切り替えるのである。日本も円の単位を変えて国民からの借金を全てチャラにしてしまう「平成の徳政令」を実施するのである。何でこんな夢をみたのだろう?

私の深層で何か大きな変革を求めているからかもしれない。