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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-10-06-Monday 選挙

衆議院の解散総選挙は?

当初は11月2日の総選挙を目論んでいたらしいが、リーマンショックやら支持率調査での不人気に怖気をなしたのか先延ばしになった模様である。

今の景気で選挙などやられたらたまったものではないが、選挙をやるぞ!やるぞ!と言いながらいつまでもやらないのも困りものである。解散は総理大臣の特権なのだから麻生首相はさっさと日程を決めてほしいものだ。

そんな中、北海道の十勝を選挙基盤とする中川昭一金融・財務大臣が先日帯広に選挙事務所を開設した。彼は麻生総理の友人だから、感触としては選挙が近々行われるのであろうことを察知しているのだろう。選挙事務所を構えるのもかなりの経費が掛かるはずだから、何にも使わない事務所をただ開いているというのも不自然な行為だ。麻生総理は解散はしないと言いながらも、ある日突然に解散して民主党の機先を制するつもりなのだろうが、一番の側近が事務所開きをしてしまったら作戦はモロバレである。中川昭一も今度の自分の選挙はかなり危ないと判断して焦っているのかもしれない。

失言で失脚した中山成淋が次の選挙には立候補しない旨を発表した。今回の一連の失言は確信があってやったことだと言っているわりには、とても見苦しく政治家の地位に未練たらたらの発表であった。それならあんな発言などしなけりゃよいのにアホなおっちゃんである。ただ自民党にマイナスポイントをつけただけの時期も内容も最悪の発言であっただけのことだ。こんな人間でも大臣になれるのであるから日本の政治家の質も落ちたものだ。

それこそ「日教組の子供は頭が悪くても先生になれる」という発言はそっくりそのまま「政治家の子供は頭が悪くても政治家になれる」と日教組にやり返されそうである。

宮崎県ではこの失言で辞めた中山に代わり、東国原知事を衆院選に擁立しようという動きが出てきた。本人も県民の世論が押してくれたら出るようなことを言っていたが、いい加減にしろと言いたい。知事になってまだ一期目の途中ではないか。「遣り残した仕事がある」ときっぱりと否定するべきである。それとももう知事としての仕事は全て終えたとでも言うのだろうか?自分の出世のことしか頭にないように感じる。

まぁ、結局こんな程度の人物しか政治家にならない日本という国も悲しい国である。