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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-10-07-Tuesday マジック教室

先月からマジック教室を始めた。

8月初旬に帯広畜産大学の学生から「マジックを教えて欲しい」との電話が入った。「8月14〜16日の平原まつりに大道芸人たちが来るのでその世話で忙しいし、その他にも8月は行事が詰まっているから、9月に入ってからなら・・・。」と言葉を濁してごまかしておいたのだが、合わせて「大道芸のスタッフとしてボランティアで手伝わないか?」とも言ってみたら本当に手伝いに来た。さすがにこれでは断れなくなってしまったので教えてあげることにしたのである。

電話してきた学生は4年生なのだが「卒業までに女性にモテルようにマジックを覚えたい」という不純な動機なのである。マジックが出来るだけでモテようなどというのは甘い考え(それなら私は今頃モテモテになっているはずではないか)である。一人だけにマンツーマンで教えるのはもったいないから、「誰か下級生の友人を誘って来なさい」と言ったら2年生を一人連れてきたので、二人に毎週マジックを教えることになったのである。

学生だから道具に掛けるお金が無いという。初めから学生から金を取ろうとは考えていない。カード(トランプ)マジックなら630円のトランプ一組を用意すれば、その気になれば1万種類のマジックが出来るようになる。トランプなら持ち運びも楽だし、お金も掛からないし、種類も多いということでカードマジックを教えることにした。

カードマジックはまったく技術のいらない簡単なものから、超難度の技術を駆使するものまでバラエティに富んでいる。私も最近は練習を怠けているから、教えることで再度、練習をし直してみようかと考えたのだ。

まったくの初心者にカードマジックを教えるのは、なかなか根気がいる作業である。器用不器用というのもあるがなによりセンスと練習の積み重ねが重要なのだ。復習をキチンとやっていないとすぐに着いて来れなくなる。まぁ学生は暇だから大丈夫だろう。私が大学生時代には毎日8時間は練習していたものである。

その時代にやっていたマジックをもう一度やり直してみようと、5000冊も持っているマジックの本の中から探しだそうとするのだが、どの本に載っていたのかよく覚えていない。不思議なもので探しているものだけがなかなか見つからないのである。さすがに5000冊の中から見つけ出すのは結構困難な作業なのである。

これまでは初級編で、やり方さえ覚えれば出来る簡単なマジックばかりであったが、次回からは中級編に入って、難しいテクニックが混じってくる。果たして彼らはついて来られるであろうか?先が楽しみである。