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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-10-14-Tuesday 容疑者Xの献身

またまた映画を観に行った。

今度は東野圭吾原作の「容疑者Xの献身」という邦画である。私はあまり気乗りがしなかったのだが、妻が福山雅治の大ファンで、どうしても観に行きたいというからお付き合いをしたのである。夫婦50歳割引は二人でないと割引にならないシステムなのだ。一人だけで入ると入場料は1800円だが、夫婦二人だと2000円(一人分1000円)だから200円足せばもう一人が観られることになる。二人で観た方がとても得なのである。

映画では福山雅治と柴咲コウの主役の二人は、どんな役柄を演じてもそのままで変わりがないが、松雪泰子と堤真一の二人の演技が光っていた。最近、邦画を良く観るが、最近観た中でもこの二人は「デトロイトメタルシティ」や「クライマーズハイ」などの作品にも出て良い演技をしていた。やはり俳優はいろいろな役柄が演じ分けできなければならない。特に松雪泰子は「デトロイトメタルシティ」での女社長役と「容疑者Xの献身」での役は180度も違う個性なのに巧みに演じ分けていた。私が審査員なら日本アカデミー賞の助演女優賞を贈呈したいところだ。

最近の邦画は面白い。洋画の派手なアクションも映画ならではであるが、最近のは単純過ぎて面白みに欠ける。その点、邦画には派手さはないが人物描写などに共感がもてる。

しかし、映画館には入場者が少ない。休日(体育の日の月曜日)の夜20:45からのものであったが、客数は20人もいなかった。映画は安くて楽しめる娯楽であるからもっと多くの人達に観てもらいたい。帯広から映画館が撤退などという事態にならないようにしたいものだ。