そうとう金に困っていたようだと言うが、90年代にあれだけヒット曲を量産し、長者番付では96・97年分でいずれも一般で4位にまで入った人がとビックリした。手を出した商売がことごとく失敗したのだという。身の周りにタカリ屋ばかり集めてしまい、ちゃんとした側近を作れなかったのだろう。
いくら音楽の面では天才でも、商売となると別な才能が必要だ。自分が音楽で稼いだ金をキチンと管理してくれるブレーンを持たずに、湯水のごとくに浪費しまくったら、いくら巨万の富を築いたといっても、そうそう残るものではない。あのマイケル・ジャクソンだって破産したのだ。何にもしなければ稼いだ金の利息だけでも悠々の生活できただろうに、変なものに投資するからこんなことになる。持ち慣れない巨額のお金は持つものじゃないなぁ。
それにしても、小室哲哉は「幸せ」だった時期があるのだろうか?
結婚生活も何度か破綻しているし、90年代は創作活動と仕事で忙し過ぎただろうし、今はお金に困っているというし・・・。
人間、何が幸せなのかというのは人によっても違うだろうが、お金を持ち過ぎるのは不幸の元かも知れない。人間何事もホドホドが一番なのだ。