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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-11-03-Monday 東京

東京・埼玉に行って来た。

10月31日〜11月2日までの2泊3日の滞在で宿は新宿である。1日には群馬県に近い埼玉の奥地に行ってきたのだが、上野駅からJR高崎線に乗って1時間ほどの町である。新宿の超高層ビル群近くのホテルに泊まったので、新宿との景色の違いに戸惑った。建設中の超高層ビルの真下を歩くとビルが覆いかぶさってくるような気がしてとても圧迫感がある。新宿から埼玉の田んぼしかない町に行くと空の広さがまるで違う。都心から電車に乗って1時間でこうも極端に風景が違うとなんとなく違和感を覚えてしまう。

新宿の西口駅前に何やら奇妙な形のビルが建っているので見に行くと、10月中旬にオープンしたばかりのコクーンという専門学校が3校(医療系・IT系・料理系)入ったビルであった。コクーンとは繭という意味だと思うが、とんがった卵を立てたような感じだ。日本のビルの形も単なる箱型だけではなくなって面白い形が増えてきたが、一際目を引く形状だ。来年3月に開校する予定だという。

少子化で私立学校の運営はどこも厳しいようだ。生徒を集めるために人の目を引く校舎を建てたのだろうが、果たしてペイするのだろうか?

今回は時間の許す限り、有楽町、銀座、新橋、上野、秋葉原、池袋、新宿、渋谷と色々な場所をやたらと歩き回った。歩きすぎて足が痛くなったくらいである。東京はどこの場所にも人は沢山いるが、あまり買い物をしている様子はみられない。元気があってお金を消費しているのは女子学生と中年のおばちゃんたちだけのように感じる。商売をしている人たちは男性がお金を使わなくなったと嘆いている。自動車に乗らなくなった。ゴルフもやらなくなった。お酒も飲まなくなった。と言うのである。かつて我々の世代の男は女性にモテタイがためにカッコイイ車を所有するなど見栄を張ったものだったし、高い金を払ってはホステスのいる店で飲んだものだ。夜の新宿歌舞伎町を歩くとホストの店の看板がやたらと目に付く。こういうホストクラブに女性達が高い金を払って飲みに行き、ホストに高級時計やら高級自動車などを貢ぐのだという。最近の男性の若者はかつての女性たちのようにファッションやら髪形などにもこだわっているようだ。何だか男女がどこかで入替ってしまったように錯覚してしまう。

これを変な世の中だと感じるのは私だけなのだろうか?