黒人初の大統領バラク・オバマ氏だ。
アメリカの民主党の伝統的な政策は「大きな政府」である。アホのブッシュの共和党のように市場任せにはしないだろうから恐慌には歯止めがかかることを期待したい。
だが、第二次世界大戦の時のような保護政策に走って弱者いじめをやったり、アメリカだけの利益を追求したりしたら、またまた戦争が起きかねない不穏な世界情勢である。
もはや、アメリカは自国のことだけを考えて政策を取れるような時代背景にはない。オバマ新大統領には世界を明るくするような政策を期待したい。
ソ連の社会主義体制が崩壊してソ連の力が落ち、冷戦が完全に終わったのかと思っていたら、最近のロシアは資源大国になって金持ち国家に変身し、勢いが戻ってきたようだ。アメリカを牽制するために大統領が決まった日にわざわざミサイル実験をやったようである。
今のロシアはプーチンの独裁国家だ。憲法で大統領の任期が決まっているから一応は形の上では新しくメドベージェフ大統領をつくったが自らは掟破りの首相に就任した。もはや何でもアリの様子だ。プーチンを批判したジャーナリストたちが暗殺されているようだから、KGB出身のプーチンの恐ろしい面が出ているのだろう。
北朝鮮の金正日の身体の具合も悪いらしいから後継者争いが心配である。
どうか戦争だけは避けてもらいたいものだ。