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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-01-06-Tuesday 物騒

最近タクシー強盗が増えている。

タクシー業界は近年、規制緩和で数が増えたこともあるし、不況をいち早く感じている業界であるはずだ。ニュースなどでも景気が悪くなるとタクシーに乗る人の数が極端に減るということは毎度お馴染みの光景でもある。つまりタクシーは規制緩和と不況のダブルパンチで収入が激減している業種なのである。

そのタクシー運転手を襲う強盗事件が立て続けに起きている。タクシー運転手を襲ったところで手に出来る金額はたかが知れているだろうに。それなのに何故?

運転手の方にしたって2〜3万円の金で命を落としたのでは何とも馬鹿馬鹿しい限りに違いない。

他人のお金を殺してまで奪う人間が多く出てくるとは物騒な世の中になったものだ。

社会のセーフティネットである生活保護などが十分でなければ、罪を犯して刑務所に入った方が楽であるかのようなバカな考えを起こす連中が増えてくる。

刑務所ではキチンと栄養を考えた三食が付くし、仕事もあるから最低限度の健康的な規則正しい生活が送れる。ホームレスのように泊まる場所の心配も無いし、冷房が付いているかどうかは知らないが、暖房はあるだろうから凍え死ぬ心配もいらないだろう。刑務所に入った方が安心して過ごせるし、不健康な身体も健康的になるだろう。軽犯罪で出たり入ったりは面倒くさいし、刑務所も満員になったら軽犯罪の人間から先に出されるらしい。殺人事件を起こしても一人なら死刑にはならないから、長く入っている為には殺人が一番だ。などという胆略的な思考回路で重大犯罪が増えるのなら、それは国の責任が大きいぞ。

こんなバカな考えを起こさせない為にも、人間の尊厳を保つ為としての仕事が重要なのだと思う。自棄を起こされたら善良な市民がビクビクしながら生活を送らなければならなくなる。そんなことの為に警察官を増やすようなこれまたバカな方策は採らないで欲しいのだが・・・。