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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-01-16-Friday 職業

新聞やテレビのニュースでは就職難が言われている。

派遣切りで、住む所もない人が溢れているという。

一方、私が暮らす北海道では、酪農や農業従事者等の職業の人手が不足していると言われている。住む所も食事も用意している。農家だから食事も新鮮で美味しいはずだ。但し、朝3時起床だとか、肉体的に過酷だとかの理由で敬遠されているようなのである。

何だか釈然としない。かつての3Kと言われたような過酷な職業には就きたくないということなのだろうか?

それでいて、職業が無い。というのはどこか変ではないのか?

田舎暮らしが嫌だという人もいるだろう。辛い仕事は嫌だという人もいるだろう。しかし、それは今現在、そういう場所に暮らしている人、その種の職業に従事している人たちに対してとても失礼な言動だろう。楽して生活したいと言っているのと同じにしか聞こえない。

確かに今回の様に急に職を失った人たちに対する政府のセイフティネットとしての社会保障は緊急対策としては必要だし重要だ。

しかし、いつまでもそれに甘えて、日本国内に従事者が不足している職業がまだ沢山あるのに、「職業がない。保障せよ」というのは甘えてはいないか?

今回の経済不況が百年に一度のものなら、これまでの20世紀的価値観とライフスタイルを根本から考え直してみる絶好のチャンスなのかもしれない。

皆さん!十勝は良いところだよ。おいでよ!