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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-03-09-Monday 世論調査

最近のマスコミは世論調査をやり過ぎてはいないか?

民主党の小沢代表の公設第一秘書逮捕を受けての世論調査が行われ、民主党の支持率が4.5ポイント下落したとの記事が今朝の読売新聞に出ていた。

何でもかんでも世論調査をして、しかもその結果で政治が左右されるのはいかがなものだろうか?

世論調査はテレビや新聞各社が一斉に独自に行っているようだが、はたして世論調査というほどの大量のサンプル数なのだろうか?

新聞には「全国世論調査(6〜8日実施、電話方式)」とは載っているが、サンプル数は載っていない。北海道から何人、東京から何人とか載せないと地域によっては偏りがあるだろうし、人数が判らなければ300人程度の極少数の人間に聞いただけで結果を出しているのではないのかと疑問に感じるのである。

そんな世論調査に一喜一憂してすぐ顔に現す自民党の河村官房長官がとても幼く見えてしまう。

また、先の「(西松建設の違法献金事件の捜査が)自民党には波及しない」と言った政府高官の名前が「漆間官房副長官(元・警察庁長官)」であったことが明らかになった。なぜ、これまで明らかにしなかったのかも疑問である。

どうも、情報の出し方に作為が感じられるのだ。オープンにするなら後から小出しにせずに全部一度に言えば良いものを・・・。

全体的な流れに流されやすい日本人が世論調査でどんな事を言うのかマスコミなら概ね判り切ったことではないか?それを利用して政治の流れを変えているようにも感じる。これはマスコミの誘導である。

日本人はもっと主体性を持たなければマスコミにコントロールされるようになってしまうだろう。これも危険なことだと思うのである。