近年、名前しか名乗らずに「社長はおりますか?」と電話してくる先物取引や不動産のセールスの電話が多いので、受付には、名前しか名乗らない電話の相手には、必ず会社名若しくは所属を聞いてから繋げるように言っているのに、たまに聞かずに繋いでしまうから困るのである。
その電話もそうであった。
電話に出てみると、「○○○関係の書籍を購入して欲しい」と言うのである。子供向けの絵本なら、十勝場所と環境ラボラトリーで2冊出版しているから、てっきりその方面の話かと思い込んでしまい。「どのような絵本ですか?」と聞いたら「おちょくってんのかぁ〜?」と恐い低い声で怒るのだ。○○○違いであった。
北海道ではこの関係の話は全くポピュラーではない。私は大学に入るまで聞いた事もなかったし、全く知らなかったくらいだから、故に、丁寧にお断り申し上げた次第である。
今日は、また名前しか名乗らない人物からの電話を交換手が取り次いでしまった。
今度は「大変ご活躍されている社長さんに是非○○神社○○○周年の本を購入して欲しい」と、慇懃且つ低音の濁声で迫ってくる。これまた丁寧にお断り申し上げた次第。
どうも、最近は右も左も似たようなことをしては資金集めをしているようだ。
寄付のお願いではなく本の購入依頼というところがミソなのである。不況の波はこんなところにも現れているのだろうか?