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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-04-09-Thursday マジック教室

昨日からマジック教室を再開した。

地元の新聞社「十勝毎日新聞社」が主催するカルチャー講座「かちまいアカデミー」で4月から6月までの3ヶ月間、毎月第二・第四水曜日の18:00〜19:30まで「かんたんトランプマジック講座」を開設することになったのだ。

前回は、同じ「かちまいアカデミー短期集中講座」ということで1月に3回だけ身近な品物を使ったマジック教室を単発で開いたのだが、受講生の方々から大変な好評を博し、続けて欲しいとの要望が多いので、是非、今度は3ヶ月間の通常の講座でお願いしたいとの依頼があったのである。

受講生の方々は年配の方が多いので、道具を持ち歩く様な大きなマジックは重くて大変だし、かといって、ポケットに入れられる様な小さな持ち運びに便利な道具は値段が高いか、高等テクニックを必要とするものが多いのである。

そこで、トランプ(日本でしか通用しない呼び方だが年配者にはこの方が通じやすいので敢えて使用している)のマジックを教えることにした。

トランプのマジックは簡単なものから難しいものまで、それこそピンからキリまでおよそ1万種類もあると言われている。その中からテクニックを全く必要としないで、演出で魅せる簡単なカードマジックを18種類ほど伝授しようという訳である。

トランプならポケットに入れて運べるし、値段も1組630円と手頃だから丁度良いと思ったのである。

2月にマジック講座の依頼があった時に、道具代はいくらにしますか?と聞かれて、トランプ2組とテキスト代で1500円で、と言ってしまったのである。少しでも受講生の負担を軽くしようと考えたのである。

だが、準備をしていく内に、テキストのページ数は54ページにもなってしまった。この枚数ではホチキスでは留められないから、100円ショップに行ってファイルを買ってきて差し込む様にした。前回の講座の時にも受講生にはテキストを沢山渡し、夫々でファイルを買って夫々で整理して下さいと何度も言ったのだが、きちんとファイルした人は少ない様なのである。

せっかく苦労して作成したテキストである。大事に扱って欲しいので、今回は事前に100円ショップで買って来て渡す事にしたのだ。

4月近くになって、今回、唯一の小道具としてテーブル上に置くマットを使いたいと思うようになった。トランプは紙製なので水分や汚れに弱いから、何等かの敷物を使うのだが、素人の演者たちが客にマジックが上手いように思わせるのには、それなりの道具が必要だと思ったのである。しかし、マジック用のマットは3000円もするのである。

募集のパンフレットには、道具代として1500円と明記してあるからマットを必需品として倍の3000円プラスで4500円集めるなんて言ったら文句が出るだろうから、欲しい人だけ購入してもらうことにしたのである。

でも昨日の受講生でマットを購入した人は少なかった。講座の最初に上手く見せるには使う道具がものを言うのですよ!このマットを使った方が良いですよ!と何度も言ったのだが・・・。

まぁ、やっている内に判るだろう。

同じく今月から、帯広畜産大学にも学生のマジッククラブが誕生する。学生連中にもマジックを教えるのだが、こちらは若いだけに覚えも早い事だろうと思う。

先が楽しみである。