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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-05-18-Monday サニーの介護!

夜中の3時過ぎにサニーが突然吠え出した。

いよいよご臨終かなと思ったら、一向に吠えるのを止めないので、妻が起きてみたら、ウンチをしていた。どうやら「ウンチをしたからキレイにしてくれ!」という要求だったらしい。

昨日からほとんど固形物を食べていないのにまだ結構な量が出るのだが、コールタールの様な軟便である。おしりから後ろ足にかけてベッタリとこびり付いたので不快だったのだろう。

病人は人間であれ動物であれ、ともするとわがままにみえるものだ。しかし、寝たきりなのだから不快な場所には居たくないという気持ちはとてもよく理解できる。他に気を紛らわせるものもなく、それだけなのだから気になるのは当たり前だ。

私も起きて、お風呂場まで運びシャワーで下半身を洗ってやったら気持ち良さそうに眠った。こちらは中途半端な時間に起きて30分ほどウンチの処理をするのだから、寝祖ボケてしまってなかなか眠れなくなってしまった。

本音で言えば、介護というものは、1ヶ月間位が丁度良い。まったく介護もしないで死なせると、もう少し世話をしてあげれば良かったという悔やみの気持ちが残るし、かといって何年も介護が続けば、こちらの体力が持たない。

介護をする方も、される方も1ヶ月間位の期間でお互いに満足感と感謝の気持ちを持ってあたるのがベストではないのだろうか。

直る見込みがないのにいたずらに延命治療をするのは両者にとって金銭的にも体力的にも時間的にも酷なことだ。だから介護疲れによる自殺や殺人事件が起きてしまうのだと思う。「早く死んでくれ!」などという感情が起きたらお互いに不幸なことである。

ペットの介護ですら、こんなに色々なことを思うのだから、自分の肉親だったらはたしてどう思うのだろうか?

サニーくんの介護がいい意味で予行演習になっている。