日本で46年振りに起きた。
鹿児島県のトカラ列島の悪石島(すごい名前だ)では一番長い時間観測出来るということで、ツアー客が大勢押し寄せた。この島には宿泊施設が十分にないから、テント暮らしで受け入れたようだが、ツアー料金が一人40万円だというから半端じゃない!
私なら、観測できるかどうかは、当日の天気次第だし、テントで寝泊りするのに40万円は掛けたくないなぁ〜。
残念な事に悪石島は当日は雨模様であったようだ。お可哀想にとしか言い様がない。
ニュースで皆既日食の様子を放送していたが、素晴らしく神秘的な映像であった。昼間に太陽が完全に隠れて、辺り一面が真っ暗になるのはすごいことだ。正直こんなにすごいとは思わなかった。部分日食とはまるっきり違う状況であった。
日本神話の天の岩戸伝説は間違いなく皆既日食を描いたものだろう。
地球から見た、太陽と月の見かけ上の大きさが同じだという偶然が起こす奇跡である。
日本で次に皆既日食が見られるのは26年後だというが、私はとてもそこまでは生きていない。
ニュースによると、地球上では毎年どこかで皆既日食が見られるのだと言っていたが、機会があったら死ぬまでに一度は体験してみたいものである。