止まらない。湿原の底なし沼にはまったかのようである。
昨日、横浜で開催されている青年会議所(JC)のサマーコンファレンスで麻生首相がスピーチしてまたまた失言をやらかした。
麻生首相はJCの会頭経験者だから、後輩たちに気軽に話していてつい気を許したのだろう。せっかく失言を謝って出直したばかりだというのに・・・。
本来、心の中に思っているからこそ、気を許した時につい本音が出てしまうのだろう。困った人だ。やっぱり深く考えていない人なのかなぁ〜。
そんな麻生首相にかわって自民党の総裁候補に挙げられているのが枡添厚生大臣だが、何故、この人に人気があるのか私にはさっぱり判らない。つい2週間ほど前だったかに、年金で10兆円の損失を出したというニュースが流れたことがあった。あまり大きくとりあげるメディアが少なかったようだが、年4%の運用利益を上げなければならないのに10兆円の損失を出したというのだから実質は13〜4兆円の損失ということにはならないのか?
しかも、運用させている天下り法人の理事長は年棒2千万円ももらっているというではないか。この理事長の言い草は「運用は専門家に任せている。その専門家が失敗したのであって、私には責任が無い」と言い切っているというではないか。では一体何の為にこの法人があるというのだ?
これこそ、下請けの会社に運用を丸投げして、天下りの役人に高い給料を払うためだけに存在する法人ではないか。
こんな組織をそのままにしている枡添大臣に何が出来るというのだ。先の新型インフルエンザの時も目立ちたいだけの変な会見まで大臣自らがやって、大きな騒動をやったわりには防げもしなかったではないか。この騒動のせいで倒産した観光業者もあるのだぞ!
国民の人気って一体何なのだろう?一体誰が人気を判定しているんだ。
もう人気だけで選ぶのは止めにしようぜ!結局損をするのは国民なんだから。