11日午前5時7分に駿河湾を震源とする地震があり、震度6弱の揺れを観測したところもあった。
気象庁は同日の午前11時20分に「今回の地震は想定される東海地震に結びつくものではない」と早々に発表したのだが、本当なのだろうか?
なぜ、こんなに早くそんなことが判るのだろうか?
テレビの解説を聞いても、私にはむしろその危険性が高まった様にしか思えないのだが・・・。
今回も地震が起きた時間が早朝の5時だったので被害は少なくて済んだ。東名高速道路が崩落している場面がニュースで流れていたが、混み合う時間帯だったならと思うと恐ろしい。日にちも、もう2,3日後の、お盆の帰省ラッシュなどにぶつかっていたら、これまた大惨事であったろう。
解説では、今回の地震の揺れは震度は大きかったものの、揺れた時間が短かったから被害が少なかったと言っていた。確かに映像をみるとズズンときて、すぐに収まった様に見えた。
私は、今回の地震は、警告だと思う。こんな言い方をするとスピリチャル的に聞こえるかもしれないから、前兆と言い替えた方が良いのかもしれないが、東海地震に直結しないなんて言い切らない方が良いと思うのである。
私が暮らすこの十勝地方も地震の多発地帯であり、地震には慣れているが、それでも地震に対する備えはしている。
今回の地震を契機に、静岡近県に暮らす人たちは地震に対する備えを十分にしておくことが肝要だ。
今回崩れた東名高速道の復旧が13日にも終了するというからかなり迅速な行動だ。お盆の帰省ラッシュ前に直しておかなければ大変な事になるから、突貫工事で直すのだろう。しかし、あの崩れ方を見ていると、あちこちの目に見えないところで崩れかかっているのではなかろうかと推察する。突貫で直すのも仕方ないが、シッカリと直して欲しいし、他の見えない箇所も点検して欲しいものである。
地震は本当に怖いものだ。