同時に大道芸フェスティバルを開催している。
大道芸フェスティバルとしては今年で6回目であるが、前身である北の屋台で大道芸人を呼んだのが2002年の8月だったから、通算で9回目ということになる。
14日は快晴で気温も30℃を超えてしまった。屋根のないところで演技する大道芸は雨が降ったら完全にアウトだし、暑すぎても困り者なのである。非常に天候に左右されるので、贅沢は言えないが、まずは晴れてくれて良かった。
今年は、前日13日の花火大会が14日に順延されたので、勝毎の事業部の人たちは全員、花火大会に集中してしまい、大道芸には一人もいない。「任せておけ!」なんて大見得を切ったが、しばらく細々した仕事に携わっていないので、勝手が判らないことばかりである。
それでも、花火大会のおかげか人出は多かったので、結構お客さんは見てくれたようである。
今年も全国レベルの優秀なパフォーマーが集まってくれた。札幌でやっている同じ様な(規模は全然比較にならないが・・・)大道芸「だいどんでん」では、見られないようなすごいパフォーマーばかりなのである。これはやっている方としては鼻高々なのである。札幌の実行委員会の連中から「どうして帯広にはこんなにすごいパフォーマーが集まるのか」と不思議がられているのである。
しかし、帯広のまつりの担当者の人たちの認識は異なるようで、今年も不当な扱いを受けているのだ。私の我慢もそろそろ限界に達している。
大道芸は、大音量のイベントが近くにあると非常に困るので、毎年場所選びに苦労しているのだが、今年は特に酷い。
どこの街区も、金の掛からない高校生のブラスバンドとか、日本舞踊や太鼓などの大音量のものばかりやるので、演じる場所が無いのだ。
今年も、集客や盛り上がりでは圧倒的な力を示しているのに、この扱いには我慢できない。
パフォーマーの人たちも我慢して演じてくれているが、当方としてはもっと良好な場所を提供したいのだ。
もう少し配慮をお願いすることにしよう。このままでは、大道芸フェスティバルが無くなってしまうかもしれない。
昨日、見られなかった花火大会を、芸人の人たちと我が社の9階の展望室から眺めた。
花火を同じ高さから眺めるというのも、なかなか乙なものである。
芸人さんたちも来年は河川敷会場で見てみたいと言っていた。来年はまた何か別な企画が出来るかもしれない。
やはり、たまには普段と違う事をやってみるのも良いものである。