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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-09-04-Friday ユキンコアキラ2

ユキンコアキラ君が離帯した。

29日〜今朝(4日)まで帯広でリズムペイントのパフォーマンスをしていたのだ。

彼の書く作品が欲しくて、来帯した時から1枚は欲しいと頼んでいたのだが、観客が段々と増えて来たので帯広でのパフォーマンス最終日には、私にくれる絵を描く暇が無かったと言って、これまでに描き溜めた展覧会用の作品の中から絵を1点プレゼントしてくれることになったのである。

沖縄の海、熊本城、瀬戸内海、太陽の塔、尾道の風景等など、どの作品も今回の日本縦断の旅の思い出深い作品だと言う。作品を床に並べながら選んだのだが、どの作品も素晴らしくてなかなか決めることが出来ずにいた。

さんざん迷いに迷って「宍道湖」に沈む夕日の絵を選んだ。オレンジを基調とした絵で、私には、太陽光線が湖面に差し込むラインが何とも言えず心に響いて、天からの天啓が差し込む絵のように見えたのである。その後も、彼のコンピュータの中に入っているこれまでの活動の動画を見せてもらいながら、夜中の1時過ぎまで、時間を忘れて話し合っていた。

今回、彼が見せてくれた展覧会用の作品の中には、昨日のブログに書いた「太陽の塔」の絵があった。一目見た瞬間に強烈なインパクトがあって、最初はこの絵が欲しかったのだが、彼が「根本的には岡本太郎さんの作品を描いたものだから、自分本来の作品をもらって欲しい」と言われたこともあって、宍道湖の絵にしたのだが、夜に話をしている内に、ユキンコアキラ君が、汐留で岡本太郎の新しく発見された巨大な壁画の展示と対決(?)して、自分も壁画をイベントとして描いた時の話を聞いていたら、昨日の夢の中に太陽の塔が出てきたのだ。きっと映画20世紀少年のイメージと彼に聞いた岡本太郎の壁画との話が、頭から離れなかったのだろう。

朝、彼に「お願いがある。太陽の塔の絵が欲しい!」と頼んだら快く了解してくれたのだ。こんな嬉しいことはない。早速、額縁屋さんに持ち込んで額装を依頼して来た。

ユキンコアキラ君はこれから釧路方面に向かって旅を続ける。北海道では、また素晴らしい絵を沢山描いてもらいたいと思う。気をつけて旅を続けて欲しい。