したというニュースが流れた。今度は夕張市の駅前に出来たらしい。
情報が不確かなのは、私は今回の夕張市の屋台村に全く関わっていないからである。独自に開発したのか、どこか先発の屋台村から指導を受けたのかは定かではない。
新しく作る屋台村は、小さな店舗を並べれば屋台村になると錯覚している人もいるから、せめて始める前に拙著「北の屋台繁盛記」くらいは読んでからやってもらいたいと思うのだが・・・。
システムを作ることはそう難しいことではない、しかし、そのシステムを運用するのは人間であるから、どんなに完璧なシステムであっても、運用する人間がしっかりしていなければ上手く機能しないと思うのである。
特に屋台村は「人と人とのコミュニケーション」を重視した商法だから、屋台村の運営にも店主同士の良好なコミュニケーションが不可欠なのである。店主達の心がバラバラになってしまったら、お互いに利己的になってしまって信頼関係を維持することが出来なくなり、全体の雰囲気にも、また運営にも支障をきたしてしまう。
事務局がやらなければならない最大の仕事は、お互いにライバル関係にある店主達を同じ目的に向けてひとつにまとめていく事である。
どこかの屋台村の事務局の様に、自らの保身の為にその場しのぎの嘘をついたり、只酒を飲んで歩いて軽蔑されたりして、店主の模範にならないような事をしてはいけない。
夕張の屋台村が上手く運営できることを祈っている。