というニュースは8月末に聞いていたが、今朝のワイドショーで日本人が460万ドルで落札したが、いざ払う段になってキャンセルしたというニュースを流していた。460万ドルというと1ドル100円で換算すると4億6000万円にもなる。
私は自他共に認めるマリリン・モンローの大ファンであるが、さすがにこの数字にはいささか「?」である。
コトの顛末を書くと、マリリン・モンローは1962年に36歳で謎の死を遂げてロサンゼルスの霊園に遺体が収められた。元夫で、往年の名大リーガーのジョー・ディマジオがマリリンの墓の真上の墓の権利を持っていたが、リチャード・ボンチャーなる富豪に1954年に売ったという記事がインターネットニュースに載っていた。でも、これでは年代がおかしくないかい?
マリリンがディマジオと結婚したのが1954年で離婚したのが1955年なのだから・・・。
もう1つ、日本人の感覚からすると、お墓の真上って?という話だが、マリリンの遺体が収められているお墓はロッカーみたいな形になっているのだという。
このお墓を買ったリチャード氏が「わしがくたばった時、マリリンの上にうつ伏せに寝かせなったら一生化けて出てやる」と言ったらしいが、今回、奥さんのエルシーさんは、自宅の住宅ローンの残金160万ドルを完済する為に競売に掛けたとのこと。
そりゃ〜そうだろうなぁ〜。奥さんにしてみれば、「何をふざけたことを」と怒りまくっているに違いないからだ。
雑誌プレイボーイの創刊者のヒュー・へフナー氏はマリリンの右隣の区画を1992年に購入したそうだが・・・(彼の生き方ならうなずける?)。
因みに、マリリンのお墓の左隣とその上の区画はまだ売れていなくて25万ドルだということだ。
「上と横とでこんなに値段が違ったら考えるだろうなぁ〜。勢いで落札しちゃったけど冷静になったらキャンセルしたのもうなずけるよなぁ〜」と妻に言ったら「バッカみたい!」の一言。
うっかり「俺も金があったらマリリンの側に眠りたいなぁ」と言うところだった。アブナイ、アブナイ。