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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-09-23-Wednesday 銭湯

読売新聞に銭湯の良さを紹介する記事があった。

20日(日)付の北海道版「よみうりほっと茶論」である。9日に開催された第26回のテーマが「銭湯の逆襲」であったという。

私もここ2年間は毎日の様に銭湯に通っている。しかし、私の場合は銭湯好きというよりも温泉好きという意味でだが。

帯広市内の銭湯はほとんどが温泉なのである。

私達夫婦には3人の子供がいるが、3人とも東京の大学に行っているので現在は夫婦2人きりの生活なのである。2年半程前に石油の値段が高騰した時に夫婦2人で入るのにお風呂を沸かすのはモッタイナイ気がしたのだ。それで、自宅から70mほどしか離れていないところにある温泉銭湯に通ったのだが、これがなかなか快適であった。サウナ風呂も付いているのでタップリ汗も流せる。料金も1人390円で11枚つづりの回数券を購入すれば一回分354円で入浴できる。温泉が大好きだから、以前は月に2,3度、十勝川温泉に入浴しに行っていたのだが、そちらは1人1200〜1500円ほど(ホテルによって多少値段が違った)も掛かった。自宅の近くに温泉があってしかも料金が安いなら、狭いことを我慢すれば、それで充分なのである。

だが、一箇所だけでは飽きてくるから、帯広近郊の温泉銭湯を全部廻ってやろうと考えて実行した。それぞれに良さと悪さの両方がある。

新しく出来た水公園は大きいし、綺麗だが混み過ぎていて落ち着かない。しばらく水公園には通ったが、銭湯の値段が420円に値上がりしたのを機会に、わざわざガソリン代を掛けて銭湯に通うのも何だかなぁ〜と感じて最近はもっぱら、自宅から歩いて行ける銭湯に通うようになったのである。ここは料金が10円安くて410円だし、時々4000円で11枚つづりの回数券を売るサービスをやっているから、その時に購入したら一回分363円で入浴できるのだ。

銭湯に通うのは大学生の時以来であるが、慣れるとなかなか良いものである。一番気に入っているのは、足を伸ばして浴槽に浸かれることである。自宅の小さな浴槽で膝を曲げて入るよりも心身ともにリラックスすることができるのだ。

難点は、公衆マナーをわきまえない客が数人いることである。サウナ風呂から出て、汗を流さずに水風呂に入る奴、身体を拭かずに上がっては着替えの場所まで水浸しにする奴、シャワーの水を隣や後ろに振り回す奴、など等だ。ついこの間は、妻が「女風呂に入ってきた奴がいる」と憤慨して、店主に抗議していたが、その前後にも数回同様のことがあったようだ。間違ったふりをして女湯を覗く奴というのは昔のテレビ番組の「時間ですよ」の江戸屋猫八がやっていた役柄同様に懲りずに何回もやるのだろうなぁ。

妻が「あんたが何でそういう奴を叱らないのだ!」と私に怒って言うが、私は生憎その現場には居なかったのである。でも、そういう場面に出くわしたら私ならどうするだろうなぁ〜。考えてしまう。なにせ、このお風呂には全身に刺青を入れた御仁が沢山入ってくるのであるから・・・。でもこういう御仁はまず、問題を起こさない。帯広市内で刺青を入れている人を入れてくれる浴場はここしかないだろうから、問題など起こして出入り禁止にでもなったら、同業者から怨まれるからだ。ある意味、背中の絵を鑑賞している気分で入っていればよいのだ。問題を起こすのはむしろ素人の方なのであるからかえって厄介なのである。

皆さん、銭湯は公衆マナーを守って入りましょう。