帯広のゴルフ場では頻繁に見かけるが、住宅街では珍しい。今年の春には自宅の庭で見かけて嬉しくなったのだが、それきり見かけなくなっていたので、車に轢かれてしまったか、猫にでもやられてしまったかと心配していたのだ。
今朝見かけたエゾリスが春に見かけたものと同じかどうかまでは分からないが、自宅近くにエゾリスが出てくるのはそれだけ自然が近いということだから嬉しいものである。
今朝は愛犬バニー(ラブラドール・レトリバー黒♀)の目の前を走って木に上ったので、驚いたバニーが威嚇したら、エゾリスがグー、グーと何度も声を出して啼いたのである。エゾリスが啼くとは知らなかった。初めて啼き声を聞いた。おそらく仲間に警戒音を発したのだろう。で、あれば近くに仲間がいるはずだと思ったが、近くには見当たらなかった。
50メートルほど歩いたところで、今度は丸々に太ったエゾリスが松ぼっくりを持って松の実をほじり出していた。今度はバニーも威嚇せずにただ眺めていただけだが、さっきのが痩せていたのに、こっちのは丸々に肥えている。
たった50メートルなのに、やはり縄張りがあるのだろうか?
帰宅してから妻に報告すると、「その痩せたリスはサニーの生まれ変わりだ。リスの世界でも馬鹿にされているのかもしれない」と言うのである。近頃はサニーの墓参りにも行ってないから早くお参りに来てくれと言いにきたのかもしれない。バニーが威嚇したのもそのせいかな?
リスがこんな街中に出没するのは餌が少ないからかもしれない。農業も出来が良くなかったらしいから、こりゃ〜今年の山はヒグマが沢山出没するかもね。