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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-11-11-Wednesday 市橋容疑者逮捕

昨日の夜8時過ぎにテレビのテロップで、

市橋容疑者の身柄を確保したという速報が流れた。

2007年3月の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさんの死体遺棄容疑で指名手配されていた人物で、今年10月24日に名古屋の美容整形外科で整形手術を受けたらしいという情報がながれ、警察は今月5日にその病院で撮影された顔写真を公開し、ここ連日テレビで市橋容疑者の顔が映らない日はなかったから、さすがに捕まるのは時間の問題だなと思っていた。

捕まったのは大阪の南港からフェリーで沖縄に渡ろうとして、フェリー会社の職員に怪しまれて通報されたようである。

それにしても、マスコミの対応の酷さは目に余る。新幹線の終着駅である東京駅はものすごいマスコミ人の人だかりであった。女性の悲鳴もずいぶん聞こえていたが、悲鳴の主もメディア関係者なのだろうか?

新幹線はなるべく客の迷惑にならない様にと最終列車だったようだが、あんなにメディアが殺到するようなことなのだろうか?異常に感じた。

昨夜のニュース番組では両親の顔をそのまま映して会見を放送していたが、今朝のニュースでは両親の顔にモザイクがかかっていたが、当然である。なぜ、昨晩のニュースではモザイクがかけられなかったのかが釈然としない。

20歳を過ぎたら成人である。一人の人間として独立した存在であるはずだ。市橋容疑者が犯罪(まだ確定していないが)を犯したのは28歳の時で親とは別々に暮らしている。まだ学生で親からの援助を受けているとはいえ年齢的には成人扱いが妥当だろう。親なら生んだだけで未来永劫、永遠に子供の罪を被らなければならないのか?

民主党政権が成人を18歳にするようなことを言っているが、年齢を下げるだけではなく。成人したら親から完全に独立した人格として認める法案にしなければ意味がないと思う。

それにしても、両親の冷静さにはビックリした、クールといった方がピッタリしているかもしれない。おそらく甘やかして育てたことを後悔しているだろうが、別人格の人間である息子の管理を四六時中できるはずもない。

犯罪者と親族郎党とは、犯罪とは何の関係もないのだから、犯罪とは無関係ということにしなければ、今後の親族の生活が大変である。被害者側の意識としては難しいところだろうと思うが、何の関係も無い一般人がなぜ連座制みたいに親族にまで後ろ指を指すのかがとても気になるところだ。

ところで島根の女子大生の事件も、むごたらしい事件である。おそらく犯人は常軌を逸したとんでもない変態だろうが、捕まえてみたら精神異常者で無罪というのは、もうやめてもらいたい。被害者側にしてみれば生命を奪われたのは事実で、犯罪者が、常人であろうとなかろうと同じことなのだから、病気であろうが無かろうが同列に裁くべきだろうと思う。データ的には性犯罪者の再犯率は高いそうだから、こういう犯人を野放しにされたら、それこそ安心して夜道も歩けない国になってしまう。