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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-12-01-Tuesday 11月のまとめ

11月はやたらと忙しかった。

講演が7本(秋田・神戸・旭川・札幌・札幌・仙台・石巻)も入ったので毎週、あちらこちらに出掛けていたからだ。

全国各地に旅費・宿泊費が先方持ちで行けて、1〜2時間講演しただけで謝礼が貰えて、しかも講演後は観光が出来る仕事なんて、旅行好きの私にとっては最高の生活である。でもさすがに1ヶ月で7本の講演は少々ハードなスケジュールであった。

更に「馬鹿もん(うまかもん)」プロジェクトの方も佳境に入って来たのでこの11月はとても充実した1ヶ月間であった。

今日から師走、2009年も後一月で終わりである。

帯広は来年春に市長選挙があるので、そろそろその話題が出始めてきた。昨晩の新聞にも現市長の業績について相手陣営である民主党サイドの見解が載っていたが、まさにクソミソという印象である。

私も現市長のやり方には疑問を持っている一人ではあるが、ここまでクソミソに言っては立つ瀬が無いだろうに。

今回の政権交代でも判る様に、批判するのは容易いことだが、実際に執行するのは並大抵の苦労ではないだろう。もし、今度の選挙で民主党が市政奪回が出来たとしたら、それこそ現市長をここまで批判するのは天に唾することと同じになるのではないだろうかと心配する。

鳩山首相も、野党時代に威勢良く自民党を批判していた政治資金問題で窮地に立っているではないか。

もはや死語になった感があった「井戸塀政治家(いどべいせいじか:政治に自分の金を注ぎ込んで最後は井戸と塀しか残らない)」という言葉を思い出した。

鳩山家ほどの資産家なら唸るほど金があるから、そんな心配は無いかと思っていたら、逆に家族や親族からの寄付にも制限があるんだということを、今度の件で初めて知った。どういう決着のつけ方をするのか知らないが、利権絡みの黒い金の献金と、贈与税逃れの献金とは違うように見えてはいても50歩100歩ではないのかなぁ〜。鳩山首相もいずれ首相になるつもりでいたのなら、もっと資金管理をしっかりとやっておく必要があった。参謀や側近に良い人物がいないのだろうなぁ。

事業仕分けが終わった。蓮ほう参議院ばかりがクローズアップされた感や科学技術に関する悶着はあったが、私はとても評価している。

この事業仕分けで全てが決定する訳でもないし、むしろこれまで国民が知らなかったし関心も持っていなかった事をこれだけ公開したのだからその功績の方が大きいと思う。バッサ、バッサと1時間でテンポ良く切り捨てたのだから見ていて小気味良かった。切られた方も、この事業仕分けはあくまでも第一段階にしか過ぎないのだから目くじら立てるほどのこともあるまい。第二段階に向けて戦略を練れば良いのだ。これまで密室で適当(表現が悪いかな?)にやっていた予算付けの方法が時代に合わなくなって来たのだから変えて当然である。

でも、市街地活性化や観光事業なども予算が削減されたら、私の講演の機会が減るのだろうなぁ〜。でも仕方ないか。