12月の段階でこれだけ降ったのは近年記憶にない。もはや自宅の周りには雪を捨てる場所が無くなってしまった。
また、12月としてはかなり寒い日が続いている。ベランダにある庭の水撒き用の水道管が凍りついてしまったら困るので、水を落として養生した。この水道管はガラス戸の内側にあるから少々の寒さでは凍りつかない。しかもこの水道管の不凍栓は床下に潜らないと操作できない厄介な場所にあるから大作業になってしまうので、あまりやりたくないのだが、仕方が無い。破裂させてしまったらそれこそ面倒なことになる。
今日の雪も気温が低いからサラサラのパウダースノーである。このパウダースノーというのも厄介な代物なのである。
サラサラだから除雪作業がしにくい。スコップで雪を積み上げようとしても空中でバラバラになってしまって、空のスコップを動かしているだけ。ラッセルで押していっても固まらないから横に逃げてしまう。おまけに風が吹くと吹き溜まりになって固く締まってしまい、今度はスコップも刺さらなくなってしまうのだ。
息子が帰って来ているから、作業はいつもの半分で済むが、12月にしてもうすでに嫌になってしまった。これから雪の多い時期になるから今冬は大変だ。それこそトラックに積んで捨てに行かなくてはならないかもしれない。
老人だけの家庭の除雪はどうやっているのだろうか?
雪が無いと冬らしくないから困るが、雪が多過ぎるのも困りものである。