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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-01-08-Friday 雪害

雪がうず高く積まれている。

遂に歩道と車道の間に出来た雪の壁の高さが人間の背丈を越えた。1月初旬にこんな状態になったことは帯広に半世紀も住んでいるが初めての経験だ。自宅の車庫の屋根に積もった雪も、屋根の雪が落ちる側の地面が落雪で一杯になって、屋根と地面が雪で繋がってしまい、もうこれ以上は自然に滑り落ちるスペースが無くなってしまった。このままこれ以上雪が降ったら、屋根の雪を人力で除雪しなければ、雪の重みで車庫が潰れてしまう可能性も出て来た。

自宅周りには既に雪を溜めて置くスペースは無い。うず高く積み上げた雪の壁の、更に上まで雪を放り上げる体力も無い。気候変動で帯広は豪雪地帯になってしまったのか?

車道も道幅が狭くなって、しかも交差点の四つ角の角々にも雪がうず高く積まれているから見通しが悪くて、いちいち交差点では自動車の鼻先を出さないと行き交う車が見えない状態になっている。おまけに昼間は太陽の光で溶けた雪が、夜間の寒さでカンカンに凍っているから、路面はツルツルで歩くことも困難な状態である。

同じ敷地に建つ家から、毎晩10メートルほどの距離を歩いて食事に来る母が、我が家との間の通路が怖くて歩けないと言う。我が家の屋根から30センチほど飛び出ている雪が頭上に落ちてこないか心配なのだ。

屋根に上って雪を落とそうかと考えたが、高所恐怖症の私としてはこの作業は怖くて出来ない。仕方ないから出っ張った雪を、下から洗濯物を干す棒で突いて落としていたら、落ちて来た雪の塊が、棒の上をツーッと滑ってきて、まともに顔面を襲ったのだ。これまた危険な行為であることが分かったから、後は何もせずに、母に上に注意しながら、歩いておいでと言うと、下を見なければツルツルで怖くて歩けないと言う。いったいどうしたら良いのだろうか?

帯広は例年3月にドカ雪が降る。この状態で降られたら、都市機能がマヒしてしまうだろう。停電が心配だ。

現代の住宅は、電気が停まれば、ボイラーが着火しないから、たちまち住宅は冷蔵庫になる。マッチでは着火できないのだ。便利さは一歩間違えたら、生死に関わる不便さと裏返しだ。こりゃ〜昔に戻って薪ストーブでも買っておかなきゃならないかもしれないなぁ〜。