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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-01-10-Sunday マジック特番

久し振りにテレビで

マジックの特集番組があった(この文章は8日夜に書いている)。

8日夜7:54〜「GOD・HANDS史上最高の神技!!世界マジック№1決定戦!!〜五大陸王者が集結〜」という長い名前の番組である。

久し振りのマジック特番ということもあって見ていたのだが、途中でイライラしてきたので、見るのを中断して温泉に行ってしまった。

温泉のサウナ風呂のテレビでもやっていたから、ところどころは見たのであるが、やはりとてもイライラしたのだった。

この番組のカメラマンとディレクターは、恐らくマジックのド素人なのだろう。あまりにも酷いカメラワークと場面割りである。

マジック番組としては近来稀に見る最低のカメラワークだ!

特に酷かったのが、マジック全体の流れを撮らずに、途中、頻繁にゲストが驚いている顔を写すことだ。誰もゲストの驚く顔など見たくはない。

マジシャンの姿を全身で定点カメラで捉えて欲しいのに、不必要なバストショットや無関係の箇所のアップが多くてとても見ずらい事この上ないし、本当に見たいところはまるで写していない。

マジック番組を見てこんなにイラついたのは初めてある。とても正視に堪えられなかった。

テレビ朝日としても、最近のお笑い芸人だけを使った費用の安い番組よりは、少しは金を掛けた番組だろうに、ディレクターとカメラマンがあれではぶち壊しである。これまでまともな番組作りをしてこなかったから、こんな無様な番組を作ってしまうのだ。テレビ局の人材が低下している証拠だろう。

一部しか見ていないからマジシャンの評価は出来ないが、笑っちゃったのは東大生マジシャンである。確かに上手いのであるが、日本の学生マジック特有のこれでもか!これでもか!と技術を見せ付ける演出に、昔の自分の姿を重ねて笑ってしまったのだ。やはり、アマチュアの学生同士の発表会の演出を脱していない。いくら上手くても同じ現象をアレだけ立て続けに見せられては食傷気味になる。

せっかくの素晴らしいマジシャンを揃えたのにまことに残念な番組であった。