亡くなったのは、河端常治。私の父の兄(つまり私の伯父)の妻(つまり私の伯母)の弟で享年77歳であった。私自身が今年52歳になるのだから、親類が亡くなる年齢に達しているのは当たり前なのであるが、やはり親類が亡くなるのは寂しいことである。
帯広で教員をやり、北教組の委員長をやったり、校長会の会長も務めていた。退職後は帯広駅前の眼科医院で事務長を2年前まで務めていて、そこを退職した後は、好きなゴルフを楽しんでいたようだ。
とてもダンディな方で、およそ教員という感じの人ではなかったし、ましてや北教組の委員長をやっていたという感じの人ではなかった様に思う。
息子さんも娘さんも現役の教師だから、さすがに、葬儀には教師や退職教師が大勢来ていた。私の中学の時の担任の先生等も来られていて、皆に挨拶したが、「河端さんとどういう関係の親戚なんだ?」と皆さん不思議がっていた。
葬儀委員長の説明では、去年の6月中旬にゴルフコンペに参加中に不調を訴えて中断し、病院に行ったところ「静脈剥離」という診断で手術し順調に回復していたが、ICUから一般病棟に入る時に、家族が面会して後、家族が帰宅する途中に病院から「心肺停止」の連絡が入りあわてて病院に戻ったら心臓マッサージの最中で、蘇生までに時間が掛かり、蘇生はしたが意識は戻らずに、半年間寝たきりのままで、7日木曜日に亡くなったとの事。この説明がそのままなら、何等かの医療ミスがあったとしか思えないような印象である。
まぁ、多少の速さの違いこそあれ、人間は皆死ぬのだからとは思うのだが・・・。
葬儀には私の従兄弟たち(伯母の娘夫婦2組)も来ていたが、最近は不祝儀でしか会えないというのも寂しいものだ。