今冬は雪がやたらと多く降るし、寒い日が続いたかと思ったら、急に温かい(と言っても最高気温が+4℃)日が来るから、日中に溶けた雪が水になって路面に流れ出し、夜間にはまた凍結する。本来、人間が安全に道路を渡る為の横断歩道は、自動車のスタート、ストップの度に、スタッドレスタイヤで磨くようにするから、スケートリンク並みにツルツルなのである。しかも雪で出来た轍(わだち)があるから、路面は平らではない、凸凹道でツルツルという最悪の状態になっている。
散歩の時に、犬が滑って転ぶくらいだから、人間が転ばない訳がないのだ。
今朝、会社に向かう途中に、駅前の横断歩道で、左足が横滑りして開脚状態になった。転ばない様に右足で踏ん張ったら、変な体勢になって腰がギクッとなってしまった。いっそ、素直に転んだ方が良かったのかもしれないが、おかげで左足の太ももの内側の筋肉は伸びたようになって痛いし、腰もものすごく痛くて参っている。
街中の道路の除雪が、費用が足りないと言って満足になされていないから道路幅が狭くて往生しているのに、何故だか、この寒い時期に道路脇にトラックを停めて街路樹の剪定作業をやっているではないか。
もっと臨機応変に、できないものなのだろうか?
このツルツル路面では老人は困っているだろうなと妻に言ったら「我が社のシニアケアーショップ・パームでは、この時期に最適なモノを売っているのよ!スグレモノだと、評判が良くてとてもよく売れているのよ!貴方も自分の趣味ばかりやっていないで、少しは店の宣伝をして頂戴!」と言われてしまった・・・、というわけでここからはCM。
妻がすぐれものと言っていたのは、老人が雪道や凍結した道を歩く時に使用する「杖」のことで、名前がこれまた可笑しくて「寒杖(かんじょう)奉行」というのである。手元のレバーを操作するだけで杖の先に滑り止めの尖った爪が出たり、入ったりするのだ。
従来の杖には寒冷地仕様のものが無くて、普通の杖に冬期間だけ滑り止めの爪を特殊な器具で固定する装置があったのだが、この爪の切り替えが面倒でやっかいな代物だったのだ。道路から店などに入る時に、この爪を出したままにしておくと、床面を傷付けてしまうので、いちいち爪を収納しなければならないのだが、結構、力が必要だし、杖の上下を逆さまにして作業しなければならないからとても不便だったのである。
この「寒杖奉行」という杖なら、ワンタッチで切り替えが出来るからとても便利なのだ。価格は7500〜10000円で、杖の柄も20種類の模様から選べるのである。
この杖というのは、自分の身長に合わせて(靴を履いた状態で立ち、地面から手首の付け根までを測る)作らなければ「杖」としての用途を十分に果たせないものであるから、長さの合わない他人の杖を使ってもあまり意味がない。だから自分専用の杖というのが必要なのものなのだ。
詳しくは坂本ビルのHP(http://www.sakamoto-bs.com/)で「シニアケアーショップ・パーム」を見ていただければ判ります。