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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-01-28-Thursday JCOB会

JCOB会の会合があった。

28日午後6時半から北海道ホテルで、JCOB会の新年総会が開催された。今年は私たち平成10年卒業メンバーが幹事役なのである。年4回の大きな行事ごとに役割分担を決めているが、私は今回の「新年総会」の部会長という役割が当たり、総合司会役をやることになってしまった。

このJCOB会は集まるとすぐに酒盛りが始まる習いになっている。乾杯というのは儀礼的なだけのものなのだ。今日も幹事は17:00に集合したのだが、やはりすぐに酒盛りが始まった。

私は総合司会をやらなければならない立場だから、酒は控えめにしようと思っていたのだが、次々とビールを注がれたので、つい飲んでしまった。まぁ、それでもなんとか司会をこなして無事に終了した。役割を終えて一安心である。

会の前後でJCOBメンバー十数人から「ブログ読んでるよ!」と声を掛けられた。JCOBの人たちにもこんなに読まれているとは正直驚いた。なかでも数人の方から「(1月17日の)「同窓会」の内容はかなり過激だったなぁ」とか「俺もK理事の金にまつわる黒い噂は耳にしたことがある」とか言われたが、ある方からは「K理事のズルさは昔から知ってるが、この間のブログ(1月17日)には、お前が北の屋台を辞めた理由に触れていなじゃないか」との指摘を受けた。

読み直してみたら、確かに辞めた理由を書いていなかったので、ここで少しだけ書いておくことにする。

ただ、理由は一つではなく、多くの要因が複雑に重なりあってのことなので、数回に分けて書かねばならない。

まず端的に言えば「北の屋台を始めた目的が彼等とは大きく異なってきた」ということである。

そもそも、北の屋台を始めた最大の理由は「中心街の活性化」であり、その為に「商売をこれから始めたい人たちに、商売がやり易い場所(屋台)を安価に提供し、商売のノウハウ、顧客、軍資金を獲得してもらってから屋台を卒業して、街中の空いている店舗を埋めていく」という戦術であったのだ。

それがいつの間にか彼等は「北の屋台を繁盛させることだけが目的化してしまったのだ」。

屋台は商売の原点なのだから、儲かるからといって、いつまでも屋台店主で居てもらっては困るのだ。ちゃんと自分の店を構えてこそ、始めて北の屋台事業の成功なのである。あぁ、それなのに、それなのに・・・。

北の屋台の理事者の一人であるTは、北の屋台を「又貸し」することで個人的な利益を上げることを企てていた。しかも、通常の屋台の賃貸料金よりもはるかに高くである。

そもそも、屋台は「弱者救済」の事業である。お金は無いがやる気がある人たちに、商売がやり易い場所を提供するのが本来の目的なのである。それを、自分が始めた他の赤字事業の損失を、儲かる北の屋台で穴埋めするということを企て始めたのだ。

つまり、北の屋台を理事者が借りて、その屋台を他の(その理事者に負い目がある)人間に高く又貸しして、そこから利益を得るのだ。

理事者が、北の屋台事業で中間搾取的なことをすることが許されるはずがないではないか。

北の屋台を始めるには当初300万円が必要である。金融機関から借りられない人や、一度には300万円が用意できない人には、理事者がまず屋台を借りてあげて、銀行よりは若干の金利上積み程度で分割払いで貸してあげるというならまだ理解できる。だが、彼は高利貸し以上にアコギナことをやろうとしていた(実際に私が北の屋台を辞めた後にはこれを実行したらしい、とある屋台店主が月々Tに数十万円も払っていると嘆いていた・・・)。

私は当然そのことに反対した。がしかし、多勢に無勢で、逆に私が追い出される結果になってしまったのだ。

こういう結果に至ったのには、まだまだ複雑な事情があるので、それについては追々書いていくことにする。今日はここまで。