«前の日記(■2010-02-09-Tuesday) 最新 次の日記(■2010-02-11-Thursday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-02-10-Wednesday 馬鹿もん試食会⑦

馬鹿もん(うまかもん)の

7回目の試食会が8日19:00〜帯広市西1条南9丁目のイタリアンレストラン「タベルナ・センナリ」で開催された。

今回は「馬鹿ソーセージ」「馬鹿ミルフィーユカツ」「馬鹿ミートパイ」の三品が出された。前回よりも女性客の来場が10人で、これまでと比べてかなり多く雰囲気が良くなってきた。やはり、こういう会は男ばかりでやっていてはいけない。女性の舌と財布を握っている人の意見が重要なポイントになるからだ。

今回、シェフに依頼したのは、ファストフードのように手軽に手に持って食事できることと、お土産品にも出来るメニューをというテーマであった。

ソーセージが美味く出来れば、ホットドッグなどにも使えるし、フレッシュパックすればお土産にもなるかと思ったのだ。

だが、今回出されたソーセージは、私がイメージしていたものとは若干異なったスタイルのものであった。太いソーセージをスープで茹でたものが出てきた、肉の味は美味しいのだが、豚の腸が固くて噛み切れないし、ナイフでも上手く切ることが出来なかったのだ。日本人が好むソーセージは細身でパリッと折れるような固さの食感に慣れているから、こういうスタイルのソーセージは食べにくいだろうと感じた。案の定、評判はあまり良くなかった。

やはりソーセージは今後は専門の業者に造ってもらった方が良いだろう。

2番目のミルフィーユカツもやはりイタリアン風のカツでカリッと揚がって(油で揚げるというよりも焼いている感じ)いる。日本人のトンカツのイメージに近づけた方が馴染みやすいだろうと思うが、これはこれで美味しい料理である。薄くスライスした馬肉と鹿肉を2層ずつ重ねてカツにしているから、肉の食感とそれぞれの肉の味を楽しめる。ミンチ肉とはまた違った楽しみ方が出来る食べ方だ。ただ、鹿肉が少々筋があって、なかなか噛み切れなかったから、使用する肉の部位にはこだわった方が良いだろうと思った。

3番目のミートパイは私のリクエストでトライしてもらったメニューである。私にはパイ生地が、イタリアンでいえばフォカッチャというかインド料理のナンのような柔らかさがあって、パイという感じがしなかったので少々不満があったのだが、会場の客には概ね好評だったようである。

人の食べ物の好みというのは難しいものだ・・・。

今回は東シェフの普段作っている料理とは異質なものを依頼したので、シェフとしても困惑したことと思うが、これまでの計7回の試食会で馬肉・鹿肉いずれも食材としては、かなりのポテンシャルを秘めた素材であることが判明したことは大収穫である。

帯広での試食会は一応今回で終了して、来月3月は24日(水)に札幌市内の中華料理店(北の屋台出身の「順香(しゅんしゃん)」)で中華での試食をする予定である。肉まん・餃子・ショウロンポー・チンジャオロースーetc.中華料理も色々なメニューが楽しめそうだ。

昨日の試食会の前に開いた会議で、ロゴも決定したし、「ゆるキャラ」の募集もすることが決まった。4月1日(四月馬鹿)のエイプリルフールの正式スタートが楽しみである。