仕事のある娘を一人だけ7日の日曜日に先に帰して、自分は8日に中学校のクラス会に出席したのである。
クラス会といっても姉の帰郷に合わせて急遽連絡を取り合ったそうだから、スケジュールの都合がつかないと欠席の人も多かったようで、7人ほどの出席だけだったようである。
今時、中学校のクラス会とは珍しい。私の中学校のクラス会は28年前に一回やったきりである。その時のクラス会は私が幹事役(本当の幹事は別にいたが)をやったのだが、姉のクラスの同級生で姉と仲が良くて、我が家にも良く遊びに来ていた人が、ある事情で一年遅れて私のクラスに途中編入して来たのである。奇しくも、その人の結婚式に合わせて開催したきりなのである。
以来、中学のクラス会は名簿すら作られたことがないからクラスメートの消息は皆目見当もつかない状態である。幹事役がキチンとしていないとクラス会というのは開催出来ないものなのだ。しかも最近は個人情報保護云々がうるさくてなかなか名簿を作ることも出来づらくなっている。
姉のクラスメートとは一緒に良く遊んだから、良く知っている人が多い。いまだに私のことは「カズアキちゃん」なのである。
帰郷した際にクラス会を開いてくれるとは、姉は幸せな人である。
9日の早朝5時に私の携帯電話がなって起こされた。寝ぼけながら電話を持った途端に切れた。誰から来たのか見るのも面倒でそのまま机に置いて再び寝たら、10分後に今度はメールの着信音が鳴ってまた起こされた。誰が悪戯しているのだろう。それとも嫌がらせか?とも思ったが、起きて確かめることもせずにまた眠りについた、が、二度寝はスッキリしない。
朝起きて、携帯を確認したら姉からだった。東京の息子に「起きなさい」の電話を掛けるつもりが、間違って私の電話に掛けてしまい、すぐ気が付いたから電話を切って、今度は謝りのメールを入れたというのである。
それなら、私が電話に出てから、「間違った、ゴメン」と言えば一度で済んだものを、すぐに電話を切るからまたメールでと面倒なことになる。まったく困った姉である。
姉が東京に戻った9日には東京は雪が積もったとのこと、雪を持って帰ったと思っていたら、今日は、帯広が大雪になりそうな気配である。
例年、彼岸の頃に50〜60センチの大雪が降るのが十勝である。覚悟はしているが、毎年、毎年、嫌になる。
この時期の雪は湿っていて重たいから腰に負担が掛るのである。明日はまたつらい雪かきである。