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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-03-16-Tuesday 看板の顛末

15日付けのブログに書いた看板の件で、

15日月曜日の午前の朝一番に札幌の看板管理会社にTELした。

まずは、12日にこちらが伝言した会社の電話番号に掛けて来ずに、母の家に電話したことを注意した。

やたらと強気な担当の○○氏は、母に言ったのと同じ様に「書類上も間違いがないし、業者から現状回復した写真も受け取って確認しているから間違いない!」と強く言い切るのである。しかも、どうやら母に電話した時点で問題が解決したと思っているようだ。

「貴方は札幌に居て、書類上で確認しているかもしれないが、私は、私の土地を自分の足で見に行って、看板が立っているのを確認しているのだから、間違うはずがないだろう?」と言っても聞き入れないのである。

「お宅が看板が立っているとおっしゃている住所は幕別町○○○の△△番地ですか?」と(こちら側が住所を間違っているんだろうみたいに)あまりにも自信たっぷりに言うから、ひょっとすると何だかこちらが間違っているのかもしれないと、急に不安になってきて「今、登記簿を調べるから一寸待て!」と言って住所を調べ直したのであるが、もちろん私が間違っているはずがなかった。

この担当者の強気の根拠が一体どこから来ているものなのか、私にはどうしても理解が出来なかった。

少々カチンときた私は、「第一、貴方は、去年の今頃、私の会社に電話して来て、5月31日で契約を終了したい。期日までに現状回復すると言ったきりで、現状回復しましたという報告は受けていないよ!だから地主との確認作業を終了していないだろう?」と言ったのだが、相手は「業者から写真が届いたので、地主さんに連絡しなくても良いと思った。その点は申し訳ないと思うが、この看板の件は書類上は間違いはない」と言い張るのである。

埒が明かないから「君はふざけているのか?お宅の書類上がどうかなんてことは私は知らないが、現実に看板は家の土地に立っているんだぞ!」とこちらも少し強い口調で言ったら、しぶしぶ、では調査をするから時間をくれというので「サッサと調べなさいよ!」と言って電話を切ったのである。

1時間後に会社に電話が来たので「時間をくれと言った割には随分と早いじゃないか」と嫌味を言ったら、今度はやたらと低姿勢なのだ。

どうやら予想した通りに、別な看板を撤去したようなのである。

撤去作業をした業者のミスなのか、この担当者のミスなのかは、当方には関係の無い話だから、あえて詮索もしなかったが、

「契約を継続してもらえませんか?」と言うのである。

「去年の分の賃貸料はすぐに振り込みます。今年の契約書もすぐに送りますので契約を継続してくれませんか?」と言う。さっきまでのこの担当者のデカイ態度に頭にカチンと来ていた私は「いや〜それは困るなぁ〜、あそこは使おうかなぁ〜と考えているから、撤去してもらって綺麗に現状回復してもらわないとねぇ〜」とちょっと悪戯をしたのだ。

すると「あの大きな看板を撤去するとなると、とても大きな工事になりますし、看板の依頼主とも相談しなければ・・・」と言い出すから「それは、こちらには無関係の話でしょう?看板をどうするかはお宅と依頼主とで話し合えば良いことではないのかね!」と畳みかけたら、さすがに困った様子なので、あんまりイジメテも可哀想だから「あの土地の持主は母だから、母と相談しなければならない。今晩、母と相談しておくから、明日の今頃にまた電話を寄こしなさい」と言って切ったのであった。

だいたい、事の顛末は予想していた通りであったが、それにしても、いくら帯広から離れた札幌の会社だからって、担当者が現場を見もしないで、書類と写真だけで処理して、しかも地主にも現状回復の連絡をいれない看板管理会社って、一体どういう会社なのだろう?

この交渉相手が、心優しい私でなく、妻だったら、一体どんな結末になっていたのだろうか?

それにしても、あの強気の根拠って一体なんだったのだろうか?